伊勢 朝熊山 トレイルラントレーニング登山 2019.1.14

伊勢志摩国立公園の最高峰、標高555メートルの朝熊山。展望台からは、伊勢市、鳥羽市を一望でき、運が良ければ富士山を見ることができる。今回トレイルランのトレーニングをかねて、快晴の朝熊岳道(あさまたけみち)を家内と一緒に登った!

登山口(であいの広場)駐車場に到着したのはAM11:00、連休なので駐車場は一杯だったようで路上駐車の車もあった、朝駆けの方の空きができていて第2駐車場に止めることがができた。第1駐車場にはトイレもあるのでここで用を足していおく。

さて登山道には古いマイルストーン(道標)があって一町~二十二町で約110mおきに町石がある、これから二十二町を目指し登山を開始する。

目指すのは八大龍王社の山頂、そこから経塚群・金剛證寺を経由して山上広苑で昼食し同じルートで帰路に・・・

登り始めてすぐ急な山道になる、ところどころ鎖の手すりもあり安全が確保されている。今日は休日で登山者も多いしトレイルランナーらしく走り下りてくる人もいる!

しばらく行くと、ケーブルカー跡の橋(十町橋)を渡る・・・昔はケーブルカーで上まで登ることができた。今はその一部が朽ち果てて残っている

しばらく頑張って登ると十五町付近に「向こうが見える木」があり記念撮影する。

そろそろ家内に疲れが見えてきた!!

さあもう少しというところで団体登山者がゆっくり登っているのでちょうど良く、後についてゆっくり登る。

登山口から約1時間で二十二町に到着する。

ここは昔、東風旅館があったところらしい・・・舗装路にかわり約1kmで山頂についた。※山道の近道があったようだ。

山頂からの景色は素晴らしかったが遠くに雲がかかり残念ながら富士山は分からなかった。

ここからは舗装路を戻り、経塚群をみて朝熊山山上広苑へ

ここは国宝にも指定されていて、経典が器に入れられ保存されている塚群である。伊勢湾台風の倒木で発見されたという。いかにも霊的な感じがする場所である。山道をしばらく下ると奥の院(金剛證寺)の塔婆が見えてきたところで金剛證寺に到着する。今回は参拝が目的ではないので通り抜けて山上広苑に急ぐ。ちなみに伊勢志摩地方では亡くなられると葬儀の後にここ奥の院にきて塔婆を立てる風習があり私の親のときも塔婆を建てた。ここには有名人の大きな塔婆が立っている昔は石原裕次郎の塔婆もあったがいまは分からない・・・ここも霊的な場所だ!!

奥の院の入り口門

時間は12時半、お腹も空いたので山上広苑のレストランで志摩うどんと伊勢エビコロッケを食べる。ここには有名な天空のポストがあるのだが写真を撮り忘れた(快晴だったので残念)

さて、帰りは来た道を戻る・・・

朝熊岳道に戻り、ここからは家内の許可をえてトレイルランのトレーニングで足り下ることにした。さすがトレランシューズグリップもしっかりしているので走りやすい、あっという間に登山口まで戻ってきた。