定年退職からの黄金期は「夫婦で楽しむ時間」を大切にする

 夫婦で定年退職を迎え約2年が過ぎた、長年働いてきた職場を離れ生活の中心が2人になりうれしさと同時に少し戸惑う気持ちもあった。また高齢になりつつあり次々と病気にも罹ってしまい不安になることも多かった、それでも病気も克服して釣り旅やゴルフも夫婦で楽しむことができている。確かに1人で自分の時間を存分に楽しむのも良いかもしれないが、せっかく長年連れ添ってきた夫婦なので人生の黄金期も「夫婦で楽しむ時間」を大切に暮らしたいと思っている。「人生の最高の黄金期」は時間を自由に使えること、健康で体を動かせることにくわえ楽しく生活ができることだと思っている。そして夫婦で自由にゆったりと自分たちのペースで暮らせる貴重な時が訪れているのである、そんな2人の時間を大切に考えていきたい。

■夫婦で楽しむ時間を増やす

 定年後は夫婦の時間が大幅に増えることになる、そして何もしなければ一日中居間などで顔を合わせている。最初は嬉しくもあるものの戸惑うこともあった、考えてみるとこれから先元気な間はずっと一緒にいるになる。そこで旅行や釣り、ゴルフなど何か一緒に楽しめることを行うことにしてきた。もちろん自分の趣味ややりたいこともあるのでそれぞれが取り組めばよい、しかしたとえ行き先が近所のスーパーでも「2人で出かける」ことが大切だと思っている。お互いに言葉を交わすことは日々の生活に大切で、どんな形に変わったとしても続けて行きたいと思っている。

北海道でゴルフを楽しむ

■社会とのつながりは最低限にする

 よく言われるのが退職後に「社会から離れてしまった」という孤立感で、自らが地域のボランティア、趣味のサークル、オンラインコミュニティなど「誰かと話し・笑い・助け合う」ことで充実感を得ることが必要と思ってしまう。しかしせっかく社会での煩わしい人との関わり合いから解放されたいま、敢えて新たなコミュニティが必要なのだろうか?私は旅行や趣味などでの人とのふれあいを大切にして、夫婦でコミュニケーションがとれていれば十分であると思っている。確かに1人であれば何かしらのコミュニティも必要かもしれないが、それはしがらみを増やして精神的な疲れを作るだけだと思っている。

伊勢志摩のゴルフ場でティショット

■お互いに完璧を求めない

 退職後の生活には「こうあるべき」というものはないと思っている、「自分のやりたいこと」を大切にすれば十分である。できないことを無理に行うことより「できること、やりたいこと」を行うほうが良い。小さな発見を喜び小さな幸せを味わうことで十分である、そして人に迷惑を掛けることなく「頑張らない・我慢しない・楽しむ」をモットーに人生の終活に向けて過ごしたいと思っている。ただし夫婦間ではお互いに認め合い、助け合うことを忘れてはならない。

そば処「鬼七」の庭に潜む可愛い鬼に癒される

■まとめ

 定年後の生活は「余生」ではなく新たな人生の始まりである、そして何事も出来るだけ夫婦で取り組めることを増やしていきたい。そして夫婦で生活する自由な時間を楽しみたい、それでもこれから年を重ねるにしたがって色々な問題が発生するだろうし甘くはないと思っている。しかし長い人生の終盤は自由に思い残すことなく過ごしたい、そんな生活こそが私たちの本当の意味での「黄金期」であると思っている。

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