定年退職後の体力低下を防ぐため冬場の活動計画を立てる

 定年退職後に働かなければ自由な時間が多くなる、一日中テレビを見ていても怒るのは妻だけである。何もしない日があっても良いと思っているが、それが続くと体力も無くなり老化が早まってしまうだろう。そうは思っていても冬の寒い日は外に出たくなくなってしまう、夏場の熱中症対策の冷房と同様に暖房の効いた部屋に居るのは快適だからである。しかしそんな楽な状態を冬場に続けてしまうと、いつのまにか体力も無くなってしまうことになるので行動計画を立てて楽しみながら運動(トレーニング)を続けたい。

■冬場のトレーニング

 定年後の釣り旅で落下による足の怪我をする前は、ランニングが日々のベースワークになっていた。もちろん10km近く走る、特に冬場は近くの里山まで走ってトレイルランニングのトレーニングも行っていた。そして定年退職で時間もあるので体を鍛えレースにも参加するようになっていた、しかしそれも怪我によって出来なくなってしまった。早歩き程度は問題ないものの走ると直ぐに足が痛くなってしまうようになってしまった。

トレイルランニング(大紀町)

 走ることはできないので歩くことぐらいしか運動できない、そのため継続的なトレーニングもできず体重も増えてしまっている、このままではだめだと思い昨年から冬場にはテーマを決めて取り組むことになった。

■冬は山に入りたい

 高い山に登山することは考えていない、しかし冬場は嫌な虫や動物が少なくなるので山に入りやすい。夏場は釣りなので無理にでも入っていくが冬場は無理しなくても入って行ける。また目的もなく山に行くほど山好きではない、私の場合は何らかの目的があって初めて山に行こうと思うのである。

神宮125社巡り

 そして昨年のテーマは伊勢神宮125社巡り、伊勢神宮の125社を全参拝する目標を立て取り組んだ。山を登ることは少ないがお社の間を歩くのでかなりの距離を歩くことになった。 

■来年のテーマは「熊野古道伊勢路」

 先日、女鬼峠越えから開始している、熊野古道伊勢路24峠越えのスタートである。何事も行動しないと始まらないので先行した、これからの年末はいろいろあり忙しいのでいったん休止して年明けから頑張るつもりである。計画では週に2峠×12週(3月末)で完了するつもりである、4月になれば釣り旅も再開するので頑張って終わらせたい。

熊野古道伊勢路「女鬼峠」を歩く

■まとめ

 テーマを決めて行動することで定期的に強めの運動が可能になる、毎年高齢化が進むので無理なテーマは難しくなってくる。また今回は熊野古道をテーマにしたが次のテーマも考えておく必要もある、しかし毎年考えるのも大変なので今一度振り返りマラソン大会に拘らないで「ゆっくりジョギング」も始めたほうが良いかもしれないと思っている。

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