キャンピングカーは普段使いが出来るか考えてみた

キャンピングカー

キャンピングカーはキャブコンからバンコンに乗り換えた、よくキャンピングカーで「普段使い」が出来るかどうか?記事になることも多い。人によって感覚が違うと思うが自分の経験から考えてみることにした。

■車体の比較

私が乗っていたキャブコンと現在のバンコン、参考にミニバンのアルファードで比較してみました。

キャブコン:カムロード(クレソンボヤージュ)

キャンピングカー

バンコン:ハイエース(トイファクトリー「コルドバクルーズ」)

車 体 全長mm 全幅mm 全高mm
カムロード(クレソンボヤージュ) 4,990 2,070 2,910
ハイエース(スーパーロングキャンパー特装車) 5,380 1,920 2,285
参考:アルファード(S”TYPE GOLD”2WD) 4,950 1,850 1,935

全長

ミニバンと全長5.0mクラスのキャブコンとは変わらない、ハイエースも標準サイズのバンだと変わらないがキャンパー特装車のスーパーロングは思いのほか全長が長い。最小半径も6mを超えるので左折などでは大きく回り込まないと曲がり切れないことがある。

全幅

トイファクトリー社のバンコンの多くはエアロウィンドウ(エクステンションボックス)で寝室の幅を広くさせるシステムで横幅が通常より40mm程度広くなる、しかし駐車スペースとしてはアルファード等とあまり変わらない、キャブコンに関しては200mmも違うため要注意である。しかもその全幅がそのまま最上部まで伸びるので思いもしないところで接触してしまうことがある。

全高

キャブコンの全高は3mに近いので家の軒下も注意、もちろん屋内駐車場はほどんどNGになる、バンコンでもハイルーフの場合は注意が必要になる。ちなみに我が家の駐車場では道路標識の一部分が張り出してきておりキャンパーの上部に接触しそうになりキャブコンの出入りには非常に気を遣った。

キャンピングカーは後ろ上部に注意が必要

■普段使いは可能か?

車体の比較で分かったが、キャブコンとバンコンの特性の違いは縦横の長さ。全長はタイプにもよるがバンコンのほうが同等か長い。使えるか使えないかと言えば使えるであろう。しかし、キャブコンは背が高いので相当目立ってしまう。スーパーなどでも入り口から遠く、隣の車に影響されないような場所に駐車することになる。それよりもキャンピングカーは市街地の燃費が非常に悪いので実用的ではないと思う、私はボランティアの長距離、市街地での買い物にはハイブリッドカーを使っている。

滝上渓谷公園キャンプ場
一番端に止めることが多い

■まとめ

ハイエースでも標準サイズのキャンピングカー、軽キャンパーやミニバンキャンパーなどは普通に普段使いは出来る。また長ささえ気を遣えばスーパーロングワイドキャンパーでも出来ないことは無い。キャブコンでも人目さえ気にならなければ普通に出来ると思う。通勤などでははばかられるかもしれないが、ちょっとお使いやお出掛けなら大丈夫だろう。しかし普段使いでなく釣り旅でもジムニーのようにちょっと路肩に止めて釣るようなことは出来ない。

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キャンピングカー「コルドバクルーズ」