キャンピングカーの車載テレビ、今はパナソニックの19型を使っていた。キャンピングカー「コルドバクルーズ」を購入する際に小型のモニター(アンドロイド)で失敗している。しかし19型の本格的なテレビは大きくて重い、しかも設置するとダイニングの窓3分の1が塞がれる。また電源も確保する必要があり悩んでいた。
■キャンピングカーのテレビ
以前に乗っていたキャンピングカー「クレソンボヤージュ」はキャブコンである、キャブコンとバンコンの違いは主にヘッドクリアランスにあると思っている。バンコンの場合は余程のハイルーフにしないと実現しない、私は身長165cm程度なのでハイエースのミドルーフでも立って歩けるがギリギリである。平面で考えるとあまり変わらないレイアウトでも、この違いが解放感の違いであると思っている。ただこの車高の高さが走行能力に大きく影響してしまう、どちらを選ぶのかはユーザー次第である。
実際にキャブコンにはテレビ台もあり19型でも解放感を損ねることはあまり無い、しかしバンコンでは設置場所によっては圧迫感が生まれてしまうことになる。
■購入したポータブルテレビ
今回購入したテレビはポータブルテレビ、最近は安価なものが市販されてる。また地上波と地デジが自動で切り替わる。またポータブルなのでバッテリーも備わっている、そして軽量なので設置も簡単である。しかし以前に Androidタッチパネルモニターで失敗しているので慎重になる。
グリーンハウス 14型バッテリー内蔵ポータブルテレビ(GH-PTV14AG-BK)
購入のポイント
①GEO(レンタル店舗)で現物を見て購入、11,880円(税込)と非常に安価であったので多少の陳腐さは度外視した。
②小さくて軽い(約870g)
軽いので設置が簡単で持ち運べる、場合によっては外に持ち出すことも可能である。設置もマジックテープで十分である。
③3電源対応(ACアダプタ・シガーアダプタ・内蔵バッテリー)
電源はバッテリーも内蔵されている、キャンピングカーの電源はサブバッテリーを使うことになる。しかしAC電源を使うためにはインバーター(1500W)を使わなければならない、テレビの消費電力は少ないもののインバーター自身の消費電力(※暗電流)が大きいので注意が必要になる。
※インバーター自身の消費は1時間当たり約1Aなので1日使うと電源を入れているだけで、バッテリー満充電(100Aの場合)の約1/4を消費してしまう。実際に晴天時の太陽光発電時、走行中の走行充電時及び外部電源利用時以外は出来る限りインバータをオフにしてAC電源は使わないようにしている。
④ワンセグ/フルセグを電波状況に応じて自動切替
運転中はテレビは見ないものの釣り旅では電波の弱いエリアも多い、なのであれば良い程度と思っている。またナビでテレビが映るときにはAVケーブルを使ってポータブルテレビに繋いで視聴することも出来る。
■ポータブルテレビのデメリット
やはりメーカーのテレビより画質は悪い、映り込みもあるので照明なども工夫する必要がありそうだ。またリモコンの質が悪く小さくて使いずらい。
添付されているホイップアンテナでは電波を受信しづらく、余程電波の良好なエリアでないとテレビを見ることが出来ないと思われる。我が車には19型(パナソニック)で使っていた時のブースター付きのアンテナがあるので使ってみた、このアンテナがあればなんとか視聴可能になりそうである。
■まとめ
やはりメーカー品のテレビとは比べることが出来ないが、釣り旅中はあまりテレビも見ないことが分かってきたのでこれで十分である。物足りなければパナソニックの19型テレビに戻せばよい。ダイネット周りがすっきりしたと思うのでしばらくこれでテレビを視聴したいと思っている。また小さくて軽いので車内のベッドルームに移動させて使っても良いと思っている。