釣り旅北海道 素晴らしき北海道

素晴らしき北海道

初めて北海道に上陸したのは20才のとき、1978年であった。車はダイハツのデルタワイドワゴン(タウンエース)であった。釣り旅であったが釣れなかった、また今と同じ新日本海フェリーで向かった記憶がある、車中泊とキャンプの旅であった。

当時のルートは小樽から道北に向かい稚内から道央に戻り大雪山を越えて十勝から日高を越えて小樽に戻るルートだったと記憶している、ダートも多かった。それから次に北海道に行くまでは18年の歳月がたってしまった。1996年に再び北海道に訪れたのは子供たちが小学校に入ってからになった。その時に忠類川のサーモンフィッシングのパンフレットが目に入り、翌年から釣り旅北海道が始まった。

標津の夜明け

※1997年9月 釣り旅北海道の始まり、標津の夜明けは近くに国後島が見えた

1997年

友人と二人で本格的な釣り旅北海道が始まった、もちろんキャンピングカーは無いのでレンタカーでキャンプである。目的地は忠類川のサーモンフィッシング、テントサイトは当時の釣り雑誌に紹介されていた川北温泉(秘境の湯)を選んだ。川北温泉は泉質が良く釣りで疲れた体を癒してくれたし、満天の星空は最高であった、そのころにはサイトにナキウサギも現れた。

忠類川のサーモン

※忠類川には大量のサーモンが遡上しておりビックリした記憶がある。しかし、釣り方も分からず試行錯誤でなかなか釣れなかった。

2003年

このころから知床半島にの先端に船で渡り、カラフトマスを釣るようになった。まだ世界遺産になっていなくて「羆」がでると射殺してしまっていた。知床はほんとうに素晴らしい大自然だ、少しご無沙汰していたが最近また行くことが多くなった、最近は「羆」が多く出没し何かあったら行けなくなるかもしれない。

羆の出没

※最近は常に「羆」と遭遇する、常に気を付けている船長さんの指示に従えば安心である

知床の良さを再認識している、瀬渡しの釣りはすごい人気であった、最近少し落ち着いてきたのでまた行くようになったが、いつまで続くかは分からない。

知床半島モイレウシ

※知床半島(モイレウシ)の夜明け

北海道のトラウトフィッシング

始めはサーモンを中心に釣っていたが、徐々に北海道の大型トラウトを狙うようになってきた、特に道東には大型トラウトの釣れる川が多くポイントを探し歩くことが多くなった。

十勝には十勝川を中心にたくさんの支流があり、ポイント探しもかねて夕方まで釣り歩いた。

十勝の夕日

※十勝川の夕日も美しい

春は北海道のネイティブトラウト「アメマス」を狙い、根室方面にも行くことが多かった。釧路市市街地を流れる釧路川では4月に海に降海するアメマスが釣れる。また釧路市街の繁華街には居酒屋も多く美味しくて安く食事をすることが出来て・・・それも楽しみであった。市街地から少し上流に行くと釧路湿原が大きく広がっていて素晴らしい景色を見ることが出来る。

釧路川

※釧路湿原に沈む夕日

根室に向かうと

途中、厚岸で牡蠣弁当を買って食べると幸せな気持ちなれる、根室に向かう途中の別寒辺牛川は大物のアメマスで有名だがポイントが分からず大型アメマスは釣っていない。そのまま根室方面に向かうと北海道でも一味違った素晴らしい自然が広がる。

蝦夷鹿

※道端にたくさん出没する蝦夷鹿たち

根室では風蓮湖のそばにあるログハウスに泊まることが多かった、そこには丹頂鶴が寄ってくるし夕日も素晴らしい。

丹頂鶴

最後になりますが

北海道の良さは自然の多さなのだけど、忘れてはならないのが北海道道民の方々の人柄であろう、男性は無口な方が多いがたいてい親切である。また女性は優しくてフレンドリー、そしてとても親切です。長年お世話になった旅館の女将さんにしかり、皆さん親身になって対応してくれます。そんな北海道をこれからも愛し、元気なうちは毎年訪れたいと思っている。

美瑛川

※青い空と青い川