休日になったので各河川は釣り人が多く釣りにならないと思い、朝遅く山奥のポイントに向かった。早朝に行くのが良いが羆の多いエリアなのでお昼前の時間帯に入渓する、妻が同行するのでロープで安全を確保して下降する。もちろんクマ除け鈴・爆竹ピストル・熊スプレーを持参のうえである。そして今回の釣り旅最大の大型ニジマスが釣れた、それでも釣り人も多く入っているようで厳しい釣りになった、
■山奥の大型ニジマス釣り
山奥と言っても妻も同行するのでそうそう源流に行くわけではない、近くまでは山道を車で行けるところまで行って少しだけ藪をかき分ける。それでも羆の足跡などは見ることも多いので、羆の対策は怠りなくしておくことになる。幸いポイントには鹿の足跡しかなかったので安心して釣ることができた、そしてこのポイントでは50cmオーバーの大型ニジマスを釣ることができた。エサを投入すると直ぐにチェイスがありドキッとしたが不発、再度投入するとギューっと引き込まれた。

「これは大きい」、しかし大型トラウトが掛かることを予想しダイワのプライム本流(P-10)を使っている、竿は重いものの頑丈である。しっかりテンションを掛けてニジマスが疲れるのを待つだけである、それでも竿はヒュンヒュンと糸なりしている。そして約1分程度で浅場に寄ってきた、思ったより小さいが幅の広い50cmオーバーの大型ニジマスである。かなり疲れさせせてしまったのでしばらく休ませてからリリースする、しかしその後が続かない。魚が警戒してしてしまっているようだ、山の中とは言え釣り人は頻繁に入るようになっているので仕方がない。もっと釣り方も勉強して上手くならないとスレた大型ニジマスは難しい、これから釣り方も大幅に見直したいと思った。
■愛別町の温泉「協和温泉」
今日のキャンプ地「岩尾内湖白樺キャンプ場」の近くには温泉は無い、釣りをした後は汗もかいていたり藪漕ぎで汚れたりしているのでお風呂には入りたい。途中の温泉を探すと愛別に入ったところに「協和温泉」を見つけた、小さな温泉だが車が一杯である。地元の方が多いようで賑やかだが休日なので仕方がない、施設は古いが気持ちの良い温泉である。ただ源泉かけ流しの湯船が小さく(1人)てなかなか入れない、隙を見つけてなんとか入ることができた。大きな湯舟でも問題は無いのだが折角なので源泉に入りたい、そしてさっぱりしたところでキャンプ場に向かった。

無料だった岩尾別内湖のキャンプ場に向かったが今年から有料(1テント/500円)になっていた、自動販売機で入場券を購入して自ら保管しておくシステムである。土曜日だったが大雨でキャンプサイトは閑散としている、そしてキャンプサイトには車が自由に乗り入れることができる、しかしサイトは傾斜が多いのとぬかるんでいるので気を付ける必要がある。

お気に入りのキャンプ場なので有料(安い)になっても問題ない、キャンパーが少なくなった方が良いくらいである。もちろん目の前の湖で釣りができるのでトライしたが当たりだけで掛けることはできなかった、当日は日曜日なのでしばらくするとジェットスキーを楽しむ人が集まる、さすがに釣りにくいので早々に退散することになる。

■まとめ
釣り旅も本命の道北に入ってきた、なかなか釣りのポイントは増えないが釣り人は明らかに増えているようである。それでも大型のニジマスも釣ることができたのでホッとしている、しかし魚は明らかにスレてきているので難しくなってきている。これから先も難しい釣りになると思うが北の大地北海道の自然を楽しめればよいと思っている。
