近隣のオートキャンプ場「大淀西海岸ムーンビーチキャンプ場」でキャンプを楽しんだ、すぐ裏には伊勢湾の海岸(サーフ)が広がっている。せっかくなのでライトショアジギングをしないわけにはいかない、この辺のサーフでは時期によって青物・ヒラメ・マゴチ・シーバスが釣れる。キャンプの朝夕にキャスティングをするが、寒いこの時期で釣れる確率は低いと思っていたが・・・
■大淀海岸(ムーンビーチキャンプ場横)
大淀西海岸ムーンビーチの裏には伊勢湾の広大なサーフが広がっている、キャンプサイトから100mもない場所でサーフフィッシングを楽しむことが出来る。しかもいつもの二見サーフと違って北西風が吹いてもなんとか釣りになりそうである。
キャンプを楽しみながら大好きな釣りが出来るのは嬉しい、駐車場所なども心配しないで良いので有難い。また疲れたらキャンプサイトに戻れば良い、季節が良くなれば色々釣れそうな場所なのである。
■状況は厳しい
寒風が吹く中のライトショアジギングは厳しい、さらにこの時期は海藻が多く釣り辛い。ルアーにまとわりつく海藻をいちいち取り除く手は冷たくなってしまう、しかもなかなか釣れる気がしないので気持ちも萎えてくる。
1時間も経つと日も傾いて寒くなってくるので帰りたくなるものの、キャンプサイトまで5分も掛からないので我慢する。大潮の満月も見えるようになってきた、そろそろキャンプサイトの焚火で暖まりたくなってくる、そんな釣りが可能になるのもこの場所ならではないだろうか!!
■釣れたシーバス
夕方は諦めて夜はキャンプを楽しむ、翌朝も朝から釣るつもりである。今の時期はまだまだ夜明けは遅い、日の出はAM7時ころになる。たくさんのキャンパーが日の出を待っていて、釣りをする雰囲気ではない。しばらくコーヒーを飲みながらゆったりしてから、AM8時ころから釣り始める。今日は風も少なく釣りやすい、石積の突堤の先端から朝日に向かってキャストする。
海藻が纏わりついてくるので底まで落とすことなく表層を高速巻きになる。妻はワームを使っているが、同じように表層を高速巻きで誘っている。そして掛かったっとの声が・・・・グングン引いているので大物に違いない。突堤なのでランディングネットが無いとキャッチできない、あわてて私がタモ番になって掬う準備に入る。
しばらくして寄ってきた魚はシーバス、足元の悪い中釣れてきたのはナイスサイズの55cmであった。釣れたワームはコアマンのVJ22gピンク、普段はあまりしない高速巻きに反応した。
■キャンプとライトショアジジギング
オートキャンプを楽しみながらショアジギングも楽しめる、多少キャンプ場代が掛かるがあまり高くない。4,000円程度でキャンプも楽しめることを考えると格安なのかもしれない、いつもの二見海岸サーフも綺麗で良いがこちらも悪くない。
ちょっと釣り旅気分の釣りが近くで楽しめる、ハイシーズンの夏休みなどは海水浴も出来るので人が多く釣りにはならない。しかしキャンプも楽しめてサーフフィッシングも出来るの素晴らしいロケーションである、しかも厳しい時期でも釣れてしまった。新しい遊び場を見つけたので、これからが楽しみである・・・