ジムニーシェラに専用の純正ロッドホルダーを取り付けた

 コロナ過になって始めた地元サーフのライトショアジギング、ジムニーシエラではそのままロッドを積み込むのは良くないと思っている。やはり邪魔にならないようにロッドホルダーを装着するほうが良い、またジムニーシエラには直接取り付けできる純正ロッドホルダーがオプションパーツにある。しかし内装を外して穴を空ける必要があり初めての取り付けでは少し勇気がいる、それでも直付けにより頭上のクリアランスが確保できるので純正品を取り付けすることにした。

■純正ロッドホルダー(inno製)

 本来はオプションで注文するとディーラーで取り付けてもらうことが出来る、しかしジムニーシエラの注文は1年以上前でとりあえず発注した状態であった。その後にどうしようかと検討しているうちに納車が決まってしまった、まあ自分で取り付けるのも楽しそうなのでDIYで取り付けた。またジムニーシエラには純正ロッドホルダーの取付用の穴があるので活用すればよい。

部品の確認を行う

■ロッドホルダーの取り付け

 ルーフキャリアと同様に本体は事前に組み立てておいた、すこしパズルを組むような部品もあるが難なく組み立てることが出来る。また事前に組み立てたときベースに少し余裕があったのでホルダーを1セット追加して4本積に変更も行った。

事前に組み立てる

 十分な余裕があったのでフレームモールを使わずにホルダーを追加して4本積に変更できた、妻と2人の釣りが多いので3本積では心もとない。なお後部ホルダーはパーツを購入し、前部のL字型のホルダーは余っているキャンピングカーのホルダーを流用した。

ホルダーを1セット追加してみる

<ジムニーシエラに取り付ける>

・使った道具

 ドライバー、内張はがし、千枚通し、タッチペン

使ったツール

 問題は内装に穴を空ける必要があるのだが道具もあるのでなんとかなるだろうと思い・・・取り扱い説明書を読みながら事前に組み立てた本体(3本⇒4本積に変更)を車内に取り付け開始する。

取り付けの開始

<前側ベースの取り付け>

中央部の天井にあるクリップ2個を内張はがしを使って外す、テコが効く内張はがしで簡単に外れた。外したクリップは一応保管しておく。

道具を使ってクリップを外す

 説明書にはΦ12mのフロントスペーサーの凸部が入るようにライニングをカッターで広げるとあるがフレームバー(ベース)をしっかり取り付ければ広げなくてもしっかりと取り付けられた。

前部のベース取り付け

<後側ベースの取り付け>

 さて難しそうな後側の取り付け、ルームランプがついているので取り外す、これもリムーバーで浮かせることで外すことが出来た。

後部ライトを内張はがしなどを使って外す

 しかしロッドホルダー固定用のネジを通すためにはライニングに穴を空ける必要がある、説明書にはカッターで穴を空けると書いてあるが場所が特定できない。適当に大きく切り込めば良いのかもしれないが出来るだけライニングは切りたくない・・・

 そこでリアランプブランケットにある取付穴を特定できるようタッチペイントを使い、ライニングにマーキングすることにした。具体的には穴の周りにタッチペイントを塗り乾くまえにライニングを元に戻し押し付ける、そうすれば見事に円形にマーキングされる。あとはマーキングの中芯(裏側)を千枚通しを使って穴を空ければ取り付けの準備は完了する。

なんとか正確にライニングにネジ穴を空けることが出来た

 最小限の穴が出来たのでナットプレートにスペーサーとホルダーフックをネジで取り付ける。

後部ベース取り付け

 リアのルームランプを元に戻して本体のフレームキャップをホルダーフックに引っ掛ける、あとは本体の位置を調整してネジを締めれば完了になる。なお前側はクロスホルダーを使ってフレームバーに取り付けるが分かりにくいので取り扱い説明書をしっかり読む必要がある。

完成

■まとめ

 内装に穴を空ける必要がありハードルは高いと思われたが案外簡単に取り付けられた、初めてにしてはスムーズに出来たと思っている。またホルダーを4本積に変更できたことも良かった点である、さっそくロッドをセットしてみたが問題は無さそうである。我が家ではワンピースロッドは使っていなのですべてのロッドが装着できた、さらに普段使っているネッサXRは3ピースなので視界にも入らない。

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