【熊野古道伊勢路】2025年⑤三浦峠(熊ヶ谷道)を歩く

  ツヅラト峠の次は三浦峠にチャレンジする、ルートはいったんJR三野瀬駅を越えた国道42号線沿いにある「始神さくら広場」に車を止める。そして国道を歩いて戻り旧道瀬隧道(歩道トンネル)を抜けて三浦峠登り口(東側)に入ることにした。自宅から始神さくら広場までは紀勢自動車道を通り、紀伊長島ICで国道42号線に入り道瀬海岸を越えればすぐのところである。

■始神さくら広場から登り口(東側)

 始神さくら広場を10:00にスタートして道瀬海岸沿いの歩道を歩いて登り口に向かう。

始神さくら広場をスタート

 道瀬海岸を越えると道は緩やかに登り道瀬トンネルに到着する、ここまで約1.7km(10:27)。道瀬トンネル沿いには「道瀬歩道トンネル(旧道瀬隧道)」があり照明もあるので安全に通ることができる。

道瀬トンネル(右側)

 この歩道トンネルは古くレンガや手掘りで作られている、最近では危険なので手掘り部分はコンクリートで保護されている。当日も補修工事がされていたので、朽ち果ててしまうようなトンネルではなさそうである。

歩道トンネル(旧道瀬隧道)

 トンネルを越えると右手に山道があり少し進むと三浦峠(熊ヶ谷道)の登り口に到着する(10:38)。ここからは本格的に三浦峠を越えることになり、しばらくは急な登りを上がっていくことになる。

登り口の道標

■三浦峠(熊ヶ谷道)を歩く

 登り始めると三浦峠1/18の道標がある、一本道なので迷うことは無いが登り続けるので大変である。標高は113mなのだがずっと登りなのでゆっくり登らないと息が切れる、それでも約15分程度で峠に到着する(10:53)。

三浦峠を越える

 峠を抜けると緩やかに下っているので歩きやすい、また足元も悪いところが少なく安全に下っていくことができる。

緩やかな下りが続く

 熊ヶ谷橋に到着すると案内板やスタンプ台もある、ここで三浦峠越えは終了である(11:25)。

熊ヶ谷橋の先に案内板とスタンプ台が見える

 しかしここから始神さくら広場まで約1.9 kmの道を戻る必要がある、途中で地元の方から良いものあげると言われ自作の「峠越えの記念品」始神峠と三浦峠を頂いた。熊野古道への愛着の強さを垣間見ることができた、地元の方に感謝しつつ再び道瀬海岸に戻り始神さくら広場に到着した(12:00)。

始神さくら広場に戻ってきた

※今回歩いたルート

始神さくら広場を発着するルート

■まとめ

 始神さくら広場を発着するルートでちょうど120分、歩いた距離は約6km程度になる。比較的歩きやすく景色も良いので楽しく歩くことができた、少し足も疲れたが続いて始神峠にもチャレンジする。

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