初めての年金振込通知書が届いた、年金の源泉徴収はどうなっているのか?

6月になって日本年金機構から年金振込通知書が届いた、今回の通知は特別支給の厚生年金保険の振込通知になる。やっと年金がもらえる年齢になったかと思うと、嬉しいやら年を取ってしまったかとの思いが交錯する。昨年、年金請求書が届いてから半年以上が経った。今までの経緯は下記にブログアップしているので参考して頂けると幸いです。

厚生年金請求手続きが完了して年金通知書が届くまでの流れをまとめた 2021/03/28

今回の記事のポイント

◆届いた振込通知書の確認する

◆年金の税金はどうなっているのか?

◆振込通知書の記載内容を紐解いてみた

◆確定申告は必要か

 

■届いた年金振込通知書(6月15日に年金が振込された)

年金額改定通知書に年額の厚生年金保険額が記載されている、基礎年金(国民年金)は当然のことながら記載がない。また、年金額改定通知書では年金証書の支払決定額より年0.1%の減額改定になっていた。

厚生年金保険から所得税の源泉徴収があると思っていたが、振込通知書には記載がない。本日初めての厚生年金保険が振り込まれたので振込額を確認すると振込通知書どおりの金額が振り込まれていた。ただ、令和4年2月分から所得税と復興特別所得税が若干であるが控除される。

■年金の税金

年金も立派な収入なので所得税が掛かる、しかし一定額以下であれば掛からない。調べてみると下記のとおりであった。

年齢によっても年金額が違っていた

◆65歳未満:年金収入が年間60万円未満なら税金は掛からない、また年間108万円までなら天引きされない。

◆65歳以上:年金収入が年間110万円未満なら税金は掛からない、また年間158万円までなら天引きされない。

天引きされる金額は年金の収入から公的年金等控除金額や各種控除額などを差し引いて算出される

国税庁HP

■振込通知書を紐解く

今回送られてきた通知書をみると、令和3年度分の所得税の天引きは無い。これは6・8・10・12月に振込まれる4回分で108万円を超えていなことから「0円」になっているのだろう。

しかし、令和4年2月分では少額ながら所得税と復興特別所得税が天引きされている。なのでこの金額の所得税が来年以降継続して天引きされると思っている。また令和4月以降は支払額の変更が予定されているので記載されていないが、大差はないだろうと思う。

年金振込通知書
■確定申告は必要か?

収入がこれだけであれば話は簡単なのだが、収入は公的年金だけでなく個人年金や企業年金等、年金以外の雑所得(20万円以上)もあるので確定申告が必要になる。もちろん会社員ではないので自分で確定申告を行うがマイナンバーカードで「e-Tax」を使っているので簡単である。いままでは保険料控除など、還付金が受け取れるので確定申告は楽しみにしている。

確定申告(ICカードリーダー)
■まとめ

これで特別支給の厚生年金の一連の請求処理は完了した、今後は65歳からの国民年金の繰下げを行うか否かの検討をしていくことになる。今は貯金をしても増えていかないので、ためるより年金額を増やすほうが良いのかもしれない。健康状態との兼ね合いになるが、今のままなら3年程は度繰り下げようと思っている。

ホーム(定年退職からの黄金期の暮らし方)

cordba cruise