先月、エコキュートからの漏水が原因で、ガス給湯器へ変更になったことからガスの請求が復活してしまった。当然、エコキュートで電気代金を節約していたところが、ガスとの併用で光熱費が上がってしまうことになる。そこでそれぞれの期間限定の基本料金半額キャンペーンと太陽光の余剰電力買取額を比較して検討することにした。
■電気とガスのセット契約
中部電力でセット契約:ガスの基本料金が1年間半額キャンペーン
※ガスの契約を中部電力に変更する
東邦ガスでセット契約:電気もガスも基本料金6か月半額キャンペーン
※電気の契約を東邦ガスに変更する
いずれも同様なキャンペーンを行っていて、どちらにするか料金が分かりにくくは悩んでしまう。いずれにしても安くはなると思うので、どちらかにする必要があると思っていた。それにしても半額の期間が終了すれば通常料金に戻ってしまうことに変わりはない。
■太陽光発電の売電価格の違い
太陽光発電は設置してから約12年経過しており、固定電力買取制度(42円/kwh)は終了。現在はそのまま中部電力のプレミアムプラン(8.0円/kwh)で売電を行っている。しかし東邦ガスでセット契約すればもっと有利な条件で売電することが分かった。
いままでのプラン ⇒ 中部電力(プレミアムプラン):8円/kwh
東邦ガスの買取プラン(買取価格税込み)
セット契約 | 買取開始から1年間 | 1年間経過後 |
東邦ガスの電気とガスをセット | 13.0円/kwh | 9.5円/kwh |
<売電額の検証>
それぞれの売電額を最近1年間の余剰電力の数値で検証してみることにした。
中部電力プラン(実績)※2023年6月~2024年5月
・2,720kwh × 8.0円 = 21,760円/年間
東邦ガスプラン(シミュレーション)
・2,720kwh × 9.5円 = 25,840円/年間 +4,120円
・2,720kwh × 13.0円 = 35,360円/年間 +13,600円(1年間)
売電だけで考えると東邦ガスのほうが大幅に有利になる、しかもエコキュートの太陽光による昼間沸き上げの利用も今後は無くなるので売電量も大幅に増えると思っている。
■売電価格で東邦ガスに決めた
どちらにしてもキャンペーン終了後の使用料金はあまり変わらないと思っている、であれば固定買取制度が終了してしまった後の余剰電力の買取額の違いが決め手になる。売電価格が1.5円違うだけで年間5,000円以上増えるのであれば選択肢は絞られることになる。しかしながら光熱費については今後も検証していきたいと思っている。