定年退職後にも仕事以外の難題が多くあり、定年世代では親の介護問題もあれば自身の病気もある。さらにパートナーの病気も「あるある」なのである、定年後に再雇用の契約をしていないので収入の面でも問題がある。しかしまだ特別支給の厚生年金も残っていた世代なのでなんとかなった。またボランティアなどもしがらみが多くなると重しになってきてしまう、そして何も問題なく定年後を楽しめることはないとも思っている。なのでいろいろな問題を解決しながらも前向きに楽しく生きていくしかない。
■病気や事故
幸い私自身は大きな病気にもならず現在に至っている、しかし妻は大病をしてしまい半年間の静養生活を強いられた。また自身も釣り旅で転落事故を起してしまい足を骨折して、いまだに足も痛みだすことがある。60歳以降の怪我や病気はなかなか完治しないので、騙し騙しの生活になってしまう。さらに加齢に伴う体力低下も徐々に進行してくるので質が悪い。
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またリスクを恐れるあまり何もせずに楽に生活したり、テレビを見て酒を飲んで一日を過ごしてしまうことの無いようにしたい。確かにそんな生活も悪くもないかもしれない、しかし先日知り合いが若くして突然急死してしまった方がいる。人間いつ何時死ぬかもしれないのである、なのでハードルを下げながらもトレッキングやゴルフや釣り旅を継続して楽しみ健康寿命を延ばすほうが良いと思っている。
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■介護問題
もし親の介護も必要になってしまったら、とくに要介護や要支援になると自身の時間も無くなってしまう。もし認知症などで目が離せないようになったらどうしようかと考えてしまう。60歳なら親は80~90歳になっている場合が多いので他人ごとではない。まして長男長女ならなお更である、しかし介護に慣れていないものが上手く介護できるかは分からない。もしそうなったら介護のプロに任せるほうが良いのかもしれないと思い始めている、またそのうち自分も介護される側になってしまうこともあるのだから。
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■人間関係
やっと自由な時間を持てるようになっても、ボランティアや町内会などでも役員などを引き受けてしまうと大変である。それでなくとも田舎町なので付き合い事も多い、せっかく上下関係のある会社から退職しても人間関係を作ってしまうことになる。また地域には老人も多いので煩い人との関係が出来てしまうと、近所なので離れることも難しいのでやっかいである。退職直後はまだまだ若いので頼られてしまうことが多くうっかり良い返事でもするとずっと行事に参加させられることになるかもしれない、楽しくないお付き合いは最低限にしておきたいものである。
■まとめ
人生は思うようにならないことのほうが多い、黄金期の暮らし方も難題を解決しながら楽しめればよいと思っている。実際にはお金も少ないし夢のような黄金期の生活になっていない、親の介護が終われば自分の介護が始まるなど笑い話にもならないことになるかもしれないのだ。それでも短い人生の少ない時間を悔いなく過ごしていきたいと思っている。
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