釣ってきたサケはいろんな料理にして美味しく食べる

 いままでサケ有効利用調査などで釣れたサケはリリースを禁止しているところが多く、持ち帰る必要があった。しかし最近オス(雄)についてはリリースが可能になってきた、それでもまだまだ禁止のところも多いので持ち帰ってきた場合は食べるようにしている。今回の小川サケ有効利用調査でもオスが釣れたのでいろいろな料理にして美味しく食べることにした。

■サケ有効利用調査の鮭

 サケは海から川に入ると体が大きく変わってくる、産卵に向けて体を川を遡上できるように皮も固くしていく。また体色も婚姻色が入り産卵に向けて遡上しながら準備をしていく、そして卵や精子に栄養を移しつつ産卵して命を絶ってしまう。そのため産卵後の魚体はボロボロになっていく、しかし本州の河川ではほとんどがカゴに入れて捕獲し人工授精して稚魚を放流している。

なんとか釣れた2024年小川のサケ(雄)

 しかし今回の小川(富山県)の捕獲カゴは河口付近にあり、釣り場も河口のすぐ近くである。そのため釣れたサケの魚体の変化も少なく身も美味しく食べることができる。また時期も早いのでリリースしたくなるようなボロボロの魚体は少ないので持ち帰っても嬉しい。さらに小川では漁協で捌いてくれるので、捌いたサケはすぐに塩をして締めておくことができるので美味しく食べることができる。

■サケを食べる

 普段スーパーで売っているような綺麗なピンク色ではない魚体が多いので、食べ方においても工夫したい。比較的綺麗なサケであればまず石狩鍋で食べる、そして塩で〆てあるので塩抜きをしてそのまま塩焼きで食べる。また味醂や味噌に漬けておいて、焼いて食べるのも美味である、もちろん頭や骨などは出汁に使う。オスなので白子もバター焼きで食べることができる、メスは漁協に回収されるので残念ながら新鮮な醤油イクラは食べることは出来ない。

石狩鍋(2022年10月小川で釣れたサケ)

 サケ1本があれば相当の身が取れる、いろいろな料理で食べれば食べ飽きることも少ない。新潟の村上の塩引き鮭などは作れないので、出来るだけ早く食べないといけない。これから行く各河川ではリリースできるところもあるようなのでそれぞれで1本あれば食べるのには十分である。

焼鮭

■まとめ

 毎年釣行しているサーモンフィッシング、昔は夢のような釣りであったが今では釣獲従事者に応募すれば釣ることができる。最近は温暖化でサケの遡上も少なくなり、釣れにくくなりサケ釣りを実施しない河川も増えてきている。それでも豪快なサケ釣りを楽しみつつ美味しく食べることができれば最高なのでチャレンジを続けている。

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