師走に入った途端に暖かくなっている、あまりに天気が良く風も無いのでサーフに行ってみることにした。海も穏やかで遠くには鳥山も見えて賑やかで、沖の釣り船もたくさん出ていていかにも釣れそうであった。しかしそうそう簡単には釣れないのがサーフのライトショアジギングである。それでも青い空と青い海にジグを投げるのは気分爽快で楽しいものである。
■賑やかな海
12月に入り寒気が去って暖かい日が続いている、週末はまた寒気で寒くなるようだが暖かいうちにライトショアジギングに行くことにした。伊勢のサーフは天気も良く風もなく海は凪いでいる、漁船や釣り船も沖にたくさん見える。また魚のハネも見えるがボラのようだ、よく見るると沖では鳥が群れているところも見えている。今日の伊勢のサーフは活性が高く、いかにも釣れそうな雰囲気である。
■釣れたのはボラ
鳥が群れているところでは小魚がハネているので、大物もいると思うものの如何せん遠い。それでも徐々に岸よりしてきているのでチャンスはあるかもしれない、そして何とかジグが届くエリアまで近づいてきた。
そして数回なんらかのバイトもあり期待した、その時ガツンと掛かり引きを楽しませてくれた。岸まで寄せてくると青物らしき魚体が見える、しかし岸に上がってきたのは40cm強のボラであった。どうりで思うほど走らず重いはずであった、岸に引き上げた途端にジグが外れたのでそのまま引き波で海に帰還してもらうことになった。
■水温が低く岸寄りは厳しい
その後は漁船も鳥山で漁をしていたが、鳥山も徐々に沖に戻って行ってしまいサーフは静かになってしまった。日の入りまで粘ってみたが、サーフは静かなままであった。やはり伊勢のサーフの浅場は水温が下がりやすいので、12月になると厳しいのであろうか。1月になるとほとんど釣れなくなってしまうので12月は最後のチャンスになる、天気とタイミングを見ながらになるがまだ数回は釣行するつもりである。
■まとめ
個人的には今年の伊勢のサーフは絶不調である、フラットフィッシュも釣れなかったし大物も釣れることは無かった。エイやボラ他は小物に終始してしまった、昨年のブリや座布団ヒラメが噓のようである。それでも近いのでまた通うつもりである、話は逸れるが伊勢では12月1日の朔日餅が販売された。
伊勢赤福の「雪餅」を食べるるといよいよ今年も年末になったと感じるのである。