60歳で定年退職してから6年以上が経過、60~75歳は人生の黄金期として暮らしていきたい。しかし早くも黄金期は折り返しを迎えようとしている。生活は厳しいがお金のために働くことより自由な生活を夢見てきた。40年以上しっかり働いてきたので良いだろうと思っている、またしっかり準備もしてきたので贅沢さえしなければ何とかなるように思っていた。
■定年直後は思ったより厳しい
定年の翌年は前年の働いていた時の所得で社会保険料や税金が徴収される、また会社が半額負担してくれていた社会保険料などは全額負担になる。今の世代の60歳では年金は無いので失業保険は支給されたが社会保険と税金の支払いに飛んでしまった。また生活は個人年金か貯蓄を食いつぶすことに、さらに退職金はほとんど家のローン返済に使ってしまったので最低限の生活に抑えることになった。ただ幸い妻は働いてくれていたのと大きなローンが無くなったので、金欠で困ってしまうことは無かった。
■怪我と新型コロナ
キャンピングカーは退職前に購入していたので、退職後は思う存分釣り旅を楽しむつもりであった。そして翌6月には釣り友と北海道へ、9月には妻と息子と北海道に釣り旅に出たものの転落事故で足を骨折してしまった。退職後早々に動けなくなってしまった、しかも半年以上マラソンが走ることができなくなり体力も低下してしまった。そして痛みはいつまでも残り、その後は軽いジョギング程度しか走ることができなくなっている。しかもその直後に新型コロナ感染症の拡大で数年間は釣り旅も自粛することになってしまった。ただしお金も使わなかったので63歳までの無年金状態を無理なく過ごせることになった。それでも新型コロナの感染が落ちつくとGo toトラベルなど利用しながら釣り旅も継続していた。
■年金で生活
特別支給の厚生年金だけで黄金期の生活を楽しめるかと言うと無理と言わざるを得ない、65歳になって国民年金も受給できるようになって何とか楽しめるようになってきた。それでも企業年金や個人年金も多少はあったので生活できていたのである。今後は企業年金や個人年期も終了してしまうので、黄金期も残念ながらシュリンクしていくことになると思っている。しかし体力も落ちお金も使わなくなってくる、キャンピングカーも今のコルドバクルーズで満足しているのでメンテナンスを行い乗り続けることになるだろう。
■まとめ
定年後の黄金期も折り返しにきている、昨年からは妻といっしょに生活を楽しめるようになった。これからは親の介護問題や自らの健康など難題も増えると思っている、それでも何とかクリアしながらすこしでも長く黄金期を過ごしたいと思っている。