今年は東北で釣りながら北上して北海道の釣り旅に向かうことにした、北海道では羆であるが東北ではツキノワグマが出没する。そうなるとますます熊と遭遇してしまう確率増える。熊対策はいろいろしているものの不安が残る、そんなとき「熊をぼる」なる忌避剤を見つけたので購入しておくことにした。
■「熊をぼる」を購入
東北エリアのツキノワグマに実績のある忌避剤「熊をぼる（旧熊にげる）」を知った、ツキノワグマは羆ほど恐ろしくないが襲われるとたまったものではない。特に昨年からは山里や市街地まで出没する情報があふれている、そんな東北の河川で釣るには用心が必要である。
この「熊をぼる」はリュックやベルトにぶら下げるだけで良い、風下であれば１ｋｍ程度有効ということである。撃退スプレーだと熊との対決になるので確実に使える自信はない、また本当は使いたくない。なお「熊をぼる」は封を開けてしまうと有効期間を過ぎてしまうので実際に使う場面でもう一度ブログアップしたいと思っている。
旧名は「熊にげる」で腰やリュックにぶら下げて忌避剤として使う、成分は天然由来のカプサイシン（唐辛子成分）ともみ殻液等で作られている。本体と袋がセットされていて２～３か月程度使える、次回の東北釣り旅で今までの熊対策に加えて使う予定である。
■いままでの羆対策（北海道）
羆対策はいままでも行ってきたが、やはり熊と合わないのが一番だと考えている。しかしツキノワグマとの遭遇を考えると物足りないような気がする。熊対策はいずれも一長一短もあるので複数の対策をとることになる。なおこれらの対策は私の個人的な対策で本来は羆の生息するエリアには立ち入らないことが最善の対策になるのだが・・・
＜羆対策３点セット＞
①熊鈴
爆竹に比べるとかなり音が小さいものの鳴り続けるので、安心感はあるが河原に出ると川の音で消されてしまう。また釣りをしていると動いているとき以外は音が出なくなる。
②爆竹（ピストル型）
あの赤いパッケージとダイナマイトのような形は昔から持ち歩く気になれない、ゴミの回収はもちろん火を扱うので使用にあたって気も使わなければならない。私はピストル型の爆竹を使っている８発迄連発することが出来る。
③羆撃退スプレー
羆撃退スプレー最終兵器と考える、いろいろな記事を見ても実際に撃退できたという記事はあまり見当たらない。しかし適切に使えば効果は絶大であると思っている。初めてスプレーを購入したのは約２５年前になる、実験でちょっと（瞬間的）に噴射したが大変なことになった記憶がある。またこれがきっかけでテントの中で少量の液漏れが発生し２～３日間程度のど痛みが取れず、気持ちが悪くなってまったこともある。スプレーは自分に掛かると大変なことになることは身をもって体験した。ヒグマ撃退スプレーは非常に危険なものだということを認識しておくことが必要である。
■まとめ
今まで実際に使っているのは熊鈴とピストルであった、いままでも何回も接近はしたと思っているが幸い襲われるような感覚は無かった。しかし東北を釣り上がるとなると遭遇の確率も上がってしまう。今までの対策に加え常時匂いを発する「熊をぼる」を使って遭遇の確率を少しでも減らすようにしていきたい。
