北海道の冒険④キャブコンで巡った釣り旅北海道(その壱)

釣り旅北海道は1997年から始まった、当初はレンタカーで忠類川に向かい宿泊はキャンプで過ごして忠類川のサーモンフィッシングを楽しんだ。しかし最近はキャンピングカーを使った釣り旅北海道を楽しんでいる、初めて買ったキャンピングカーキャブコン「クレソンボヤージュ」で巡った釣り旅北海道を振り返ってみた。

■クレソンボヤージュTYPE-R

トヨタカムロードをベースとしたキャブコンバージョンである、「究極の二人旅」にレイアウトされた居住空間は抜群であった。またバンクベットを使えば大人4人がシートレイアウトを変更することなく就寝できる。

トヨタカムロード:2000cc 乗車定員6名 就寝定員4名 全長4990mm 全幅2070mm 全高2910mm

キャンピングカー
クレソンボヤージュ

■釣り旅北海道(2018年5月21日~30日)

初めてのキャンピングカーでの釣り旅北海道は定年退職してすぐ、2018年5月に向かった。しかし時期が悪く川が雪代で増水して釣りにならなかった、上流域で多少は釣れたものの大物が掛かることは無かった。

春の十勝を行く・・・初夏のような陽気で川は増水した、アメマスはすでに海に出ていったであろう。それでも十勝・道央・道北をキャンピングカーで初めて巡ることで楽しかった。

スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールド

車中泊は道の駅「しほろ温泉」、キャンプ場は「丸瀬布いこいの森キャンプ場」「びふか温泉キャンプ場」「十勝ポロシリキャンプフィールド」、また最終日に「くったり温泉レイクイン」で宿泊した。

初めてのキャンピングカーの釣り旅は色々試しながらの旅で終わった。

■釣り旅北海道(2018年9月3日~10日)

本格的にキャンピングカーの釣り旅になるはずであった2回目の釣り旅北海道、しかし台風と地震さらには停電の釣り旅になり、全道停電のなかキャンピングカーならではの釣り旅北海道になった。

いきなり60cmに近いアメマスが釣れたが

【台風】

台風21号は北海道に接近した9月5日未明から早朝にかけて、道内全域に激しい雨や風をもたらした。広い範囲で停電し、鉄道が混乱した。

その時、キャンピングカーは美瑛の「白金ビルケ」に逃げ込んでいた。台風は深夜から早朝にかけて通り抜けた・・・深夜に暴風雨で目が覚めなかなか寝付けない夜を過ごすことになった。キャンピングカーキャブコンは横風を受けると大きく揺れるので止める場所にも気を使った。なんとか被害も無かったので比較的雨風が少なかった道北に向かったが、雷も鳴り響いており釣りは遠慮してのんびり「びふか温泉」でオートキャンプを行った。しかし・・・

びふか温泉キャンプ場

【地震】

9月6日AM3:07分に北海道胆振地方中東部を震源に、最大震度7を記録する大きな地震が発生!!地震によって死者・住宅全壊の被害も発生したが、道北の美深では地震を感じることは無かった。

【停電(ブラックアウト)】

深夜、トイレに行くと電気が消えていた、周りの電気もすべて消えている。その時はキャンプ場のブレーカーが落ちたのだろうと思っていた。朝になっても電気は切れていたがキャンピングカーはサブバッテリーで電気が使える。周りのキャンパーも異変に気付き始めた。そしてTVをつけると地震の報道と全道停電の発生を伝え続けていた.

これはヤバいと感じ早々に撤収して、信号も止まっているなか名寄市に向かう。まず生鮮食料の確保と思いコンビニに入ろうとするがローソンは閉まっている。まだ時間が早いのでスーパーなども閉まっているが開店する保証はない。ところが北海道のコンビニ「セイコーマート」は開いていた。しかし案の定食料品は買い漁られている・・・それでもなんとか少量のサラダと飲料水は確保した・・・そんな中でも釣りは出来た💦

20180906

TVでは停電の回復に1週間程度かかるようなことも言っている、これからどうなるのか?早速、遠軽町から丸瀬布キャンプ場のキャンセルが告げられた、仕方なく道の駅「丸瀬布」に車中泊となった。

道の駅「丸瀬布」

道の駅「丸瀬布」では洋式トイレは使えないが和式は使えたので助かった、しかし夜中にトイレに行くと自動販売機の明かりがついていた!!なので洋式トイレが使えた。TVでも伝え始めていたが順次電気が回復しているようだ。

明日からは道東「知床半島」に向かう予定になっている、今後の予定はどうなるか分からない・・・しかし北海道に来ているので後戻りは出来ない💦

北海道の冒険④キャブコンで巡った釣り旅北海道(その弐)につづく