道北の河川に来たもののサケが多く釣りにならない、本来は中川町にあるキャンプ場で車中泊するつもりだったが仕方がない。ここからは道央に戻るオホーツク側を南下するか悩んだが、初めてのルートになるオホーツク海側を選んだ。山越えになるが車も少なくストレスのないルートであった、しかし約200km以上を一気に走ることになるので大変であった。
■道東に戻るって釣る
朝からイトウのポイントを釣ってみたもののサケだらけ、サケは産卵に入っているらしく盛んに跳ねている。近くにいるとサケの攻撃を受けてしまうので他のトラウトはどこかに行ってしまうのだろうか?
道北では快晴の天気が続き、河川も水が少なくなりますます釣りづらくなってきている。仕方なく200km走って道東へ戻る、あまり釣る時間はない。また怪しい雲行きになってきている、夕方以降雷雨の予報も出ているのだ。天候が悪化する前に軽く釣って、温泉に入りたい。
■やっと釣れた55cmニジマス
時間もないので知っているポイントに入る、ダムから放水があったのか水量が復活している。これは良いかもと勝手に思いながら釣る、渇水時に川を見ているのでなんとなく良さそうな場所がわかる。エサは3種類をローテーションする、小さなニジマスやウグイが掛かるがメインのエサに重たい当たり。これは大きそうだ糸鳴りをさせ大きく竿を曲げてくれる、久々なので慎重になりすぎているかもしれない・・・しかし徐々に岸に寄ってきたのでネットイン!!
丸々太った素晴らしい魚体である、針は上顎にガッチリ掛かっている。目標の60cmオーバーには満たないが北海道のネイティブトラウトらしい綺麗なニジマスであった。
■再び五鹿山キャンプ場で泊まることに
1日の走行が200km以上になると疲れるので、再び五鹿山キャンプ場で泊まることにした。ここでは2,000円で電気を使うことが出来るし、ゴミ処理も可能である。ゴミは3日間も経つと一杯になってくるし異臭も気になってくる。たくさん飲むと空き缶もすぐに溜まる・・・
近くに道の駅併設のチューリップの湯もあるので疲れをとろう、ここの温泉は道の駅にあるので人は多いが仕方がないだろう。
ここの売店で最近人気があるらしいオホーツク「塩ラーメン(袋麵)」を売っていた。手作りで作られており美味しくて人気になっている、釣り旅では食べないがお土産にして帰宅後食べることにしたい。なおこのラーメンはキャンプ場のすぐ近くの「つらら」で作られている、食べるのが楽しである。
やはり車中泊でも電気を気にせず使えるのはありがたい、サブバッテリーで夜間は大丈夫であるが翌朝には電気不足でケトルや電子レンジは使えなくなっている。エンジンを掛ければ使えないこともないが、それでも電力不足なって過放電エラーにになってしまう。なので電気設備のあるオートキャンプ場はありがたい、ただし料金は高くなってしまう。
夜にトイレと強風・雨で覚める、こんな時はキャンピングカー「コルドバクルーズ」の車内トイレ済ますことが出来るので便利だ、車内でさっと済ませられるのでまたすぐ就寝できる。強風で雨に濡れながら外のトイレまで行くとなるとひと仕事になる、しかも寝付けるのに時間もかかってしまう。
■夕食はすき焼き風うどん
本日はアルミ鍋セットのすき焼き風うどんにした、アルミ鍋なのでカセットガスで簡単に作ることが出来る。卵と釣りエサに買った鳥むね肉を追加投入して食べる、今日は北海道らしく涼しくなってきていたので暖かい鍋料理は嬉しい。少し風が出てきていたので車内で料理してそのまま食べる。
■まとめ
道北河川のイトウ釣りは玉砕したものの、道東では大型ニジマスが釣れたので嬉しい。明日からは帰路に向かいながらの釣りになる、帰路の釣りはどうしも淡泊になってしまう。悪い癖なのだが仕方がない、北海道に未練を残しつつ苫小牧に向けて南下していくことになる。