キャンピングカーで行く釣り旅サーモンフィッシング第3弾を総括

 キャンピングカー「コルドバクルーズ」で昨年に続き手取川にチャレンジする、また折角なので近くの庄川(富山)からスタートして手取川に向かうプランでスタートした。サーモンフィッシングはポイントに入れなければ非常に厳しい状況の釣りになる。しかしキャンピングカーで行く釣り旅はそれだけない楽しみ方がある。

■庄川(富山県) 庄川サケ増殖調査

 初めてチャレンジする庄川(富山県)まで約350km、休まずにドライブすれば約4時間で到着できる。庄川の受付開始はAM8:00なので早朝に出発すれば間に合う場所である。しかし少しでも節約したいので高速道路の深夜割引される時間帯に走りたい。なので前夜はPM7:00に就寝、翌AM1:00起床(睡眠6時間)AM2:00出発とした。しっかり睡眠をとることが出来たので一人旅の運転も苦になることはなかった。

広い河川敷に受付(コンテナハウス)がある

 実際に現地受付に到着したのはAM6:20、広い河川敷には4~5台の車が駐車している。仮設トイレもあったが使う気になれず車内にあるトイレを使うことにする。今では車内にあるトイレもまったく気にせず使うことが出来るようになっている、綺麗だし匂いも全く気にならない。深夜の暗いなか車外のトイレに向かうのは気持ち悪いし目も覚める。少し窮屈であるが携帯型の電動シャワー洗浄機も使って快適に使うことが出来ている。もちろん帰宅後の汚物処理も汚れた公衆トイレを使うことを考えると全く気にならない。

トイレルーム

 時間があるのでキャンピングカー車内で昼食兼用の朝食をたっぷり食べる、釣りが始まると食事に戻るのも持って行くのも面倒なのでしっかり食べておくことが多い。釣りに関しては前述のブログアップしているので記述しないが非常に厳しくラッキーヒットもなく早めに切り上げ、寂しく手取川(石川県)に向かうことになった。

 さて、手取川まで約70km、高速中心の移動なので約1時間程度で到着することになる。しかし天気の良かった庄川から金沢に入るころから雲行きも怪しくなり手取川に到着したころは大雨になっていた。手取川サーモンフィッシングの下見もそこそこに、車内で食べる夕食を購入するため近くのスーパーに向かいその後は温泉につかることにする。

■手取川(石川県)サーモンフィッシング

 昨年は良い思いをした手取川も流れが大きく変わっている、しかし雨が強いので下見もそこそこに温泉に向かう。近くには美川温泉の元湯ほんだがあって良いお湯なので必ず入ることにしている。料金も460円なのでありがたい、しかし人も多いのでサウナは入らないものの多くの湯客が湯舟に浸かっている。

美川温泉元湯ほんだ

また近くにはもう一つ「安産(やすまる)の湯」があり元湯ほんだと同じ460円で入浴できる日帰りの湯がある。こちらは少し狭いものの大量のお湯が掛け流されていて気持ちが良い、こちらのほうが熱いお湯が大量に掛け流されているので良いかもしれない。昔に美川インターホテルとして営業していたが廃業し、今は日帰り温泉として復活していた。

美川温泉「安産(やすまる)の湯」

 そして車中泊となるが近くの道の駅「めぐみ白山」で車中泊するかどうか?道の駅にはレストランもあり、トイレも綺麗である。またサーモンフィッシングの受付まで約7kmの近さなので、ここで夕食して仮眠して早朝に受付に向かうのも良いだろう。

 一方、河川敷の公園は増水の危険もあることから車中泊禁止のところが多い。しかしサーモンフィッシングに来ているので受付の横で車中泊するのが便利である。手取川サーモンフィッシングの受付はAM6:20からなので暗いうちから準備しなければならず多くの釣り人が深夜から到着して準備することになる。今回は受付の横で車中泊したが、良さそうな道の駅が出来ているので次回は道の駅で食事して仮眠することにしてみたいと思っている。

手取川サーモンフィッシング

 また下見を含めた3日間の天気が非常に不安定であった、早朝から天候が回復し午前中は良い天気が続くものの午後になると重い雨雲が接近し雷を伴った強雨が短時間であるのものの降ってきた。さらには深夜になると再び強雨が降ってきた、川が増水するほどの雨ではないが雷雨にあると釣りは撤退になる。短時間の降雨ではあるが残り時間を考えると無理せず終了になってしまう。いままでも北陸では不安定な天候が多いのでこれからも注意したいと思っている。

 肝心のサーモンフィッシングは最後の土壇場で釣れたものの厳しい釣りになった。延べ竿は釣れる範囲が限られているのでうまくポイントに入れないと厳しい釣りが強いられる。ポイントを見つける眼力があればよいが素人なので、皆が釣れるポイントしか見切れず苦労してしまう。サケのいるポイントで延べ竿の餌が届く範囲にあれば粘っていれば釣れるのだ。やはりルアーに餌を付けて広範囲を投げる釣りにはかなわないが、掛かった時のやり取りはリールで巻き上げるルアーより格段にスリリングで楽しいのでやめられない。

サーモン66cm(雄)

 また釣り上げたサケは大きく数匹持ってあることは厳しい、車を近くまで移動できれば良いがストリンガーでぶら下げては数百メートルでも歩くのは辛いのだ。そこでサーフフィッシングでランガンするときに使うランガンサーフクーラーが活躍する。サーフでは1km近く大型魚を持ってあることがあるが、サーモンは重いので数百メートルでも辛いのである。畳んで背中にぶら下げておけばよいので便利である。

■まとめ

 今回は全国旅行支援を使わずに車中泊を行った、結局お金を使わないので安く済んだ。美味しい海鮮料理は前回の第2弾で妻と充分楽しんだ、一人で楽しむのも良いが敢えてお金を使う必要もない折角のキャンピングカーでの釣り旅である。近くのスーパーでも地元の食材を使ったお寿司なども購入できるので十分なのだ。

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