荒川サケ有効利用調査では宿泊プランで申し込む必要がある、宿泊を伴わない一般申込の釣獲開始は11月10日からスタートする。我が家では毎年「ちょっといい宿高橋屋観山荘」の宿泊プランで楽しみの温泉と料理を食べゆっくりすることになる。早く終了する三面川のサケ有効利用調査の後に荒川を下見、ポイントを確認後に旅館に入った。
■新潟県関川村えちご関川温泉郷高瀬温泉「ちょっといい宿高橋屋観山荘」
荒川の下見の後は毎年お世話になっている「高橋屋観山荘」に向かった。昨年は宿泊プランが大雨の災害で中止になっていたの通常プランで宿泊した、しかし今年は宿泊プランが復活してちょっとお得に宿泊できた。宿泊プランでは宿泊料金が若干安く、さらに生ビールがセットされているので嬉しいサービスになる。また食事は部屋食になっているのもありがたい、温泉も熱めなので体の芯から温まることが出来る。
美味しい料理には美味しいお酒が必要になる、新潟の地酒セットを追加注文していただく。お腹がいっぱいになれば後は寝るしかない・・・
翌日の朝食は荒川サーモンフィッシングに向かうのでおにぎり弁当を準備してもらい、早朝からの出発に対応してもらう。荒川の河原で食べることはできないが、キャンピングカーでゆっくり食べることが出来た。
■荒川サーモンフィッシング
三面川と違って花立頭首工下禁漁区域下流より高速道路橋まで約6.8kmもある、ポイントには番号があり①~⑱番まであるもののそれぞれのポイントも広い。荒川でもサケの遡上は極端に少ないようであまり釣れていないようだ、それでも荒川は広くて釣りやすい。また流れも大きく変わっていてポイントも分かりにくい、以前によく釣っていた場所も良くなさそうなので昨年と同じ⑩番から入ることにした。しかし今年は漁師さんの網が入っていて釣り難い、瀬からの流れ込みを釣るが厳しい状況であった。
それでも大型ウグイに餌を取られながらも、サケは掛かった・・・しかし漁師さんの網を避けながら、浅い瀬を強引に引っ張っているうちに針の掛かりが浅くなってしまったのかタモ入れの際に外れてしまった。またさらにもう一本掛かったがこちらはタモ入れの際にタモの柄が壊れ、これまた逃げられてしまった。確実に釣るためには岸にずり上げるのが簡単で確実なのなのは分かっている、しかし大型トラウト(ニジマス)フィッシングなどでキャッチ&リリースをする場合の魚体に優しくランディングと同様にタモ入れを実践したい。
サーモン74cm雄(2022年)今回は厳しい状況の中ではあったが、サケを掛けることが出来た。残念ながらキャッチできなかったが岸際までの引きは十分楽しめた、今回はサケが少ない中で掛かったのは幸運であると思っている。
■富山県ヒスイ海岸のサーフ
新潟(荒川)から自宅までは約650km、今回も帰りは途中で寄り道してヒスイ海岸サーフのジギングを楽しむことにした。海岸横のサーフで車中泊をして早朝サーフに向かうとすでに大勢の釣り人が並んでいる・・・しかし今回は残念ながら魚が岸よりしていなくてまったく釣れていない。
誰も釣れない中で唯一釣れていたのはなんとシイラであった、えっと思ったが水温が高いのでいるのであろう。沖のほうではナブラが発生していたものの岸よりしてこないので帰路に向かうことにした。
■まとめ
今回のサーモンフィッシングでは高水温で遡上が遅れているのか、非常に厳しい状況であった。もともと10月では遡上の少ない時期である、ニュースなどでは昨年の10%程度しか獲れないなどの報道もある。もし高温水のためで遅れているのであればこれから11月に入れば期待できるかもしれない。今年は庄川と手取川にも行くつもりなので今後に期待したい。