【釣り旅北海道】ポータブル電源の活用で快適な車中泊になった

 キャンピングカー「コルドバクルーズ」のサブバッテリーを補完するために釣り旅北海道(約10日間)でポータブル電源を使ってみた。今回は初めて長期間の使用になるためサブバッテリーとの使い分けをどうするか、またどのように充電するかも実際に使ってみて分かったことを纏めてみた。

■購入時の記事はこちら

 キャンピングカーの予備電源にポータブル電源を使うことにした  2023.6.10関連記事 

キャンピングカーの家電をサブバッテリーとポータブル電源に分けて使用する 2023.7.2関連記事

■ポータブル電源を長期釣り旅で使用

 今回はポータブル電源を使うことによってサブバッテリーの節約だけではなく、キャンプ場などの電源も雨が続かない限り使わないようにした。しかしゴミ処理やダンプ処理もしなければならないし、キャンプなども楽しみたい。定期的にはオートキャンプ場に入り、バーベキューも楽しみながらの釣り旅にしたい。

キャンピングカー「コルドバクルーズ」で使用する電源構成

ポータブル電源で使用した電気機器 サブバッテリー車で使用した電気機器
・電子レンジ・電気ケトル・パソコンなど(主にAC電源)

・冷蔵庫(付けっぱなし)・車内照明(LED)・FFヒーター・トイレやポータブルテレビ(DC)の電源・スマホの充電等(主にDC電源)

キャンピングカーで使うAC電源(100V)はサブバッテリーからインバーター(DC⇒AC)を経由してコンセントに供給する。この時に使うインバーター(1500W)もサブバッテリーを使っているので100V家電を使っていなくてもインバーターをオンにしているだけで電気を消費してしまう。テレビやパソコンを車内のACコンセントを使って使用した場合、インバーターの消し忘れなどにも注意する必要がある。しかしAC電源系をポータブル電源を使うことによってサブバッテリーの電力消費を低減することができた。

ポータブル電源

■ポータブル電源の充電

今回使用したポータブ電源は電子レンジや電気ケトルも使うことが出来る、しかし消費する電力も大きくなるので早めに充電する必要がある。電子レンジや電気ケトルで調理をしていると、約2~3日間で消費しつくしてしまうことになる。今回の釣り旅で充電方法は以下の通りである、

①電源設備のあるオートキャンプ場やRVパークでACで充電しておく

 ・有料のキャンプ施設なので安心して充電できた、また外部電源を接続しているのでポータブル電源を使うこともない。充電時間は100Vのコンセントであれば約1時間程度で満充電になる。

②走行充電でシガーライターから充電する

 ・充電に時間が掛かるので長距離移動に限られる、それでも10%を回復される程度にとどまる。

③1500Wインバーターで車内のACコンセントから充電する(今回は使用せず)

 ・急速充電の充電はサブバッテリーに負担を掛けてしまい本末転倒になるかも?しかし天気の良い日に走行中なら使えるかもしれない。※一度、走行中に充電してみるつもりである。

④サブバッテリーからシガープラグ(増設済み)を使って充電する

 ・急速充電は出来ないが晴天時や走行中は有効になる、バッテリーには優しい?しかし車のシガープラグで走行充電するのと変わらないのでポータブル電源の回復には時間が掛かりすぎてします。

■1500Wインバーターで充電してみた(後日)

ポータブル電源を54%使用した状態で、1500Wインバーターによる充電を試してみた。天候は晴れ時々曇りで約130kmを走行する。走行充電と太陽光充電で問題は無いと思われるが実際に使ってみた結果、100%充電まで約40分で完了。サブバッテリーの残量も13V以上なので問題ない、条件が整えば使えそうである。シガーライターからではなかなか充電できないので、走行中にインバーターを使って充電する方法で使ってみたい。

■まとめ

 今回はポータブル電源を使うことによってサブバッテリーの節約だけではなく、オートキャンプ場などの電源設備もあまり使うことなく旅が続けられた。しかもサブバッテリーを気にすることなく家電を使うことができるのも大きなメリットになる。これからも電気が使える快適さを失うことなく安価に効率よく安全に使う方法を探って行きたい。

ホーム(定年退職からの黄金期の暮らし方)

cordba cruise