釣り旅北海道 北海道で釣れた鱒たち

釣り旅北海道を初めて20年近くたつ、当初はサーモン狙いであったが次第に多種多様な大型トラウトが釣れることでトラウトもターゲットにして釣るようになった。忠類川サーモンフィッシングが釣り旅の始まりなのでカラフトマスがはじめての獲物になった、しかし、それからたくさんの種類の鱒たちが釣れた。※魚名から詳細ページにリンクしています

1、カラフトマス

知床を中心に道東エリアに8~9月に回帰してくる、シロザケほど母川回帰しない、真水の流れ込みがあれば群れ  が寄ってくるのでポイントは川の流れ込み付近が一番になる。ただ、北海道には河口規制が多いので注意が必要!!8月のお盆過ぎが最盛期となり銀ピカの弾丸カラフトマスは釣っても食べても良しである。夏休みの忠類川サーモンフィッシングのターゲットはカラフトマスが中心になる、シロザケが釣れ始めるのは9月に入ってからとなる。逆にカラフトマスは婚姻色がでてオスは「セッパリ」といわれ背中が急激に盛り上がり鼻が曲がって魚体が激変する。

2、シロサケ

北海道の魚といえばシロザケである、ほとんどの河川で孵化させ稚魚放流され母なる川に間違えないで回帰する。なので北海道の河川での釣りは禁止され、河口付近にも規制が入っている。昔は北海道でも忠類川・茶路川・浜益川・元浦川の4カ所であったが、現在は忠類川と浜益川でのみ釣ることが出来る。

3、アメマス

河川で生まれ春になると海に降海して豊潤な北海道の海で飽食して大きくなって産卵で夏に川に遡上する・・・8月くらいから各河川に戻ってくるアメマスの引きは素晴らしい。私は夏の戻りアメマスか、春に降海する途中のアメマスを狙っている、河川によって時期も場所も大きく変わるので外してしまうとまったく釣れない魚である。

4、ニジマス

全道の河川に生息する、本来のネイティブではなく外来種なのだが自然に育まれ大型化する。ドナルドソンニジマスなどは大型化する。北海道では80cmを超えるニジマスも釣られているし、海と往来するスチールヘッドもいるらしい。平成28年の大型台風でポイントが大きく変わってしまい苦戦中・・・

5、イトウ

北海道の一部に生息、上流域で4~5月に産卵のため遡上する。その後体力を回復させながら下流へと下り海に降りる個体もある。1~1.5m近くなるというがメーターオーバーにはなかなかお目にかかれない。生息地の環境悪化で減少しているし、成長寿命も遅く産卵のための遡上行程も長いので魚を傷めないように徹底する必要があると思う。

6、オショロコマ

北海道の東部・北部に生息しているネイティブ、知床半島の小河川では小さいオショロコマが無警戒に遊んでくれるが絶滅危惧種なのでほどほどにしておきたい。然別湖で陸封されたオショロコマは「ミヤベイワナ」である。また、降海したオショロコマは「ドリーバーデン」といわれる。

7、サクラマス

北海道の河川・湖沼では、水産資源保護法・北海道内水面漁業調整規則により、サクラマスの採捕が禁止されています。しかし河口規制のない海では海サクラ釣りとして大人気となりターゲットになっています。河川などでは採捕禁止(狙って釣った場合は針に掛かってもNG)なので気を付けたい。

詳細は「フィッシングルール2019(毎年更新されています)ルール&マナーについて」を確認してください

http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sr/ggk/ggs/new/turi-osirase/top2.htm

8.ミヤベイワナ

イワナの亜種で、陸封されたオショロコマで「1万年のネイティブ」といわれる、グレートフィッシング然別湖でのみ釣りが可能、今年初めてチャレンジする予定楽しみである。

北海道で釣れた鱒たち、いつも楽しませてくれてありがとう!!