春の恵み「タラの芽」を美味しくいただく

3月下旬になり桜の開花宣言される今の時期には、山菜の王様「タラの芽」も旬になる。里山で採れる山菜として人気があり少し出遅れると道路沿いの「タラの芽」は採られてしまう・・・しかし、自然の「タラの芽」は最高に美味しくなんとか確保したい、目立つところの「タラの芽」は採られてしまうので苦労して採ることになる。取りにくい場所は道路の法面のうえで手が届かないような所にあるので雨も降らないのに傘を持って車に乗ることになる・・・傘の柄で手繰り寄せて採るのである!このときに無理をして枝を折らないようにしたい。

採れる場所は自分で探すしかないが陽の当たる人工的に開けた場所に多い、採れる場所の足元はたいてい棘のある枝が多いため肌を隠せる厚手の服と手袋が必要で、不用意に入ると棘に引っ掛かり怪我をすることがある。また「タラの芽」自体も棘だらけなので素手では掴めない。

また、「タラの芽」は1番芽のみを採りたい、すべての芽を採ってしまうと来年は枯れてしまう。翌年も恵みをいただくには絶対に気を付けたい。立ち枯れた「タラの芽」を見るのは悲しい・・・さて、採った「タラの芽」は鮮度が大切で日が経つと苦みが出てきてしまう、なので少し水を浸したキッチンペーパーなどで包み、冷蔵庫で保存する。それでも2~3日中に食べきりたい。食べ方はやっぱり天ぷらにして塩でいただくのが最高、揚げたてを食べると何とも言えない春の香りが楽しめる。

この時期ならでの食材ではあるが、場所によって少しずつ採れる時期が違うので結構長く楽しめる。たとえば北海道は5月の中旬でも楽しめるし、長野などでは4月下旬まで楽しめる。また、この時期の道の駅にはたいていパック入りで5~600円で販売している。春の渓流釣りでは河原にある「タラの芽」を採ることも多いが釣りが優先のため多くは採らない、なので帰りの道の駅でパック入りを購入して釣った渓魚とともに早春を楽しむ。これからの時期は少しの渓魚と山菜が楽しめる短い期間である、暖かくなってきたので近場の渓流で魚たちと遊んでみたい。近くに大台山系の川もあるので一人で行ってみたい。

定年退職後の黄金期も早いもので1年が過ぎてしまった。この1年はいろいろ勉強しながら時間が過ぎてしまった、長期間のキャンピングカー旅行もまだまだ出来ていない。今年度は新たな飛躍の年としたい!!