令和の参拝は夫婦岩で有名な二見興玉神社から始めることにした

伊勢神宮では外宮から参拝するのが正式なのですが、さらに丁寧に行うなら二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)で身を清めてから伊勢神宮に向かうことが良しとされています。実際に御木曳や御白石持ちなどの遷宮行事では二見興玉神社を参拝し身を清めてから伊勢神宮に向かうのが習わし(浜参宮)です。さあ、令和の最初は二見興玉神社に参拝してみましょう!!

今回は二見町の旅館街から海岸線に出て歩き始めました、公共交通機関で行くとJR二見駅が起点になり旅館街を歩くことになります。また休日など近くの駐車場が満車の時は旧二見総合支社横や二見生涯学習センター裏の無料駐車場に車を置いて旅館街を進むと「赤福餅(あかふくもち)」や「御福餅(おふくもち)」「くうや観助餅(かんすけもち)」のお店もあります。そのまま旅館街から参道に進むと歴代諸皇族がご宿泊された「賓日館」を見学することも出来ます。

今回は海岸線を進む、ここ二見の海水浴場は明治15年、日本第一号の国指定海水浴場の場所である。少し雨で霞んでいるが遠くに夫婦岩が見える、反対を向くと海水浴場が見える。

正面の鳥居を通って進むとカエルがお迎えしてくれる、奥に夫婦岩が見えている。ここのカエルは二見興玉神社の御祭神で古くから交通安全、善導の神として広く信仰されている猿田彦大神で、二見興玉神社のカエルはその大神のおつかいとされています。また興玉神社の本来のご神体は安政元年(1854)の大地震で海中に没した、夫婦岩の沖合約650mにある興玉神石である。興玉は沖の神であり、夫婦岩は興玉神石の鳥居で夫婦岩の間に張られている大注連縄は、神の世と俗世とを隔離する結界の縄と言われています。

さすがに10連休なので参拝客が多く二見興玉神社の本殿も列が出来ていた、ここは並ぶしかない・・・平日は結構空いています。作法通り「二拝、二拍手、一拝」、眼を瞑って手を合わせました。

この本殿の右手に社務所があり御朱印を求める人の行列が出来ている、その横を通り東側の参道を進む、写真にある緑色の屋根が本殿なのでかなりの列になっている、今回はあきらめて平日にゆっくり来ようと思う。

このまま橋(みそぎ橋)を渡って龍宮社をこえると、伊勢夫婦岩ふれあい水族館伊勢シーパラダイス)があります。実はここトドの水槽が駐車場横にありトドのショーが無料で見れたのです。大迫力のトドに無料で触れることも出来て人気がありました、もちろん小さな子供は怖くて大泣きです海獣ですから・・・しかし!楽しみに行ってみたら、なんと囲いが出来ていて見れなくなってしまっているではないか!!どうも今年の4月から有料(入館料が必要)なってしまった。

仕方がないので、伊勢夫婦岩めおと横丁(伊勢夫婦岩ショッピングプラザ)で地元の食べ物を購入することにして帰ることにした。

また館内にはカワウ総選挙投票結果第1位のポスターがあった、こちらも入館すれば見れるのだが・・・

こちらも最近人気の水族館なので10連休だと混み合っていた、しかし地元が頑張っているのには嬉しい!!