2024年の初詣はコロナ禍も明けて歩いて神宮(外宮・内宮)を参拝

 新型コロナ禍のなか看護従事者の妻は初詣は行っていない、私ももちろん混雑する初詣には行くことなく後日別用で参拝していただけである。しかし今回は普通に参拝をするため以前のように自宅から徒歩で向かうことにした、片道約7kmの道程なので帰りはバスで戻ることにする。今年は元日から災害が発生した、また世界では戦争が継続して行われている。ここに生きている幸せに感謝をするために神宮に参拝することにした。

■まずは皇大神宮(外宮)に参拝

 外宮までは約1.5km、1月9日は平日なので道もすいている。参拝は自宅から歩くと北門からの裏参道から入る、また鳥居から入ってすぐに御厩があり幸い神馬もいた。

御厩(神馬)

 神宮は20年に一度正宮を含め125社が立て替えられ遷宮される、前回に遷宮された社殿跡(古殿地)の横に今の社殿がある。遷宮される社殿は同じ広さの敷地が左右に並び、二つの敷地に20年間隔で交互に社殿を建てて御神体が行き来する。

古殿地(神が鎮座していない社殿敷地跡)

さて、古殿地を通り抜けると外宮の正宮である、二礼二拍手一拝の作法で日頃の感謝で参拝する。

外宮(正宮)

■外宮から内宮に歩く

 外宮から内宮までは御木本道路(伊勢磯部線)を歩く、古市を抜ける参宮街道を歩いても良いが少しでも近いほうを選んでしまった。

内宮に向けて歩いていく

そして40年ほど前に私たちが結婚式を挙げた猿田彦神社に立ち寄る、ここでもこれまでの感謝を込めて参拝する。

“おみちびき”になる大神(猿田彦神社)

その後は混雑するおはらい町を抜けて皇大神宮(内宮)前の鳥居と宇治橋を渡り参道に入る。

おはらい町

 コロナ禍前は白鷹のお店で立ち飲みが出来た、勝手にお清めと決め込みお神酒を飲むのが楽しみであった。コロナ後なので期待していたが、当日はお酒の持ち帰りのみになっていて残念であった。

白鷹(伊勢神宮御料酒)三宅酒店

■内宮に参拝する

宇治橋前の鳥居をくぐって神宮に入る

 おはらい町を抜け宇治橋を渡り神宮神苑に今回は神苑にある君が代の「さざれ石」も見ながら参宮を進んでいく、そして川への感謝するため瀧祭神に立ち寄り皇大神宮(内宮)を参拝する。

神苑にある「さざれ石」

本来であれば個人の祈願をするため別宮の荒祭宮に参拝して祈願するのだが、今回は感謝のための参拝なので今回は通り抜けて帰路になった。

神宮(内宮)参拝

■帰路に

 以前ではおはらい町にある白鷹で御神酒を頂いて帰るのだが、残念ながら当日は立ち飲みは止めていた。仕方がないの新たに出来ている森下酒店のお店に入り、美味しい而今を牡蠣の炭火焼きとともに御神酒代わりにいただきほろ酔いで伊勢市駅前行のバスに乗り込んだ。

おはらい町の入り口にある森下酒店

■まとめ

 久しぶりの2人の初詣になった、近いのでいつでも行けるのだが初詣で行くことになった。往復の歩きはきついので帰路はバスに乗ったがそれでもトータルで10km以上歩くことになった。昨年はいろいろあった年であったが今年は平穏に楽しく暮らしたいと思っている。

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