昨年の定年退職説明会の時に健康保険についてレクチャーがあった、いまいち分からなかったが健康保険料の支払いが高額になるということが分かった。また、そのままの健康保険は使い続けることができない、そして3つの選択肢がありいずれにしても切り替えが必要だということ。そしてやっぱり一番お安いのを選びたい。再就職する場合は就職先の会社の健康保険に入ればよい。
選択肢 ①国民健康保険 ➁任意継続被保険者 ③家族の健康保険の扶養になる
個人年金等の収入が130万円以上はあるのであっさりと③の扶養にはなれません。①の国民健康保険については退職前の所得で決まるので検討することになります、とくに定年退職した場合の1年目は高くなってしまうことになる。
例えば定年退職時の標準報酬月額44万円くらいだと ※市町村によって違います
①国民健康保険料・・・保険料約77万円 ➁任意継続・・・保険料約49万円(平均標準月額38万円適用)
➁任意継続の場合は全額が被保険者の負担となるが、全被保険者の平均報酬月額が適応されるので比較的安くなることになる。私は➁任意継続被保険者となることになった。
ただし、2年が限度で2年目も保険料があまり変わらない。定年退職で収入が大きく減ることから、年収にもよるが①国民健康保険のほうが安くなるので、4月に切り替えられるよう準備が必要になる。
ただし➁任意継続は資格喪失要件にあてはめなければいけないため、2年までにやめる場合は保険料の支払いを止めなければならない、会社の健康保険組合に任意継続被保険者資格喪失申請書を送付して4月に資格喪失証明書が送られてくるので喪失日から2週間以内に市の窓口で国民健康保険の手続きを行うことで完了する。
定年退職1年目は健康保険や市町村民税が高額になるため貯金を食いつぶしてしまうことになるので計画的な支出を心掛けたい。