定年退職後の黄金期の暮らしのお楽しみは「何もしない贅沢」である

 休暇を使いお金を使い遠いところに行って何もしないことは在職中は考えられなかった、仕事やボランティアを行っているときはどこか時間に追われる感じで休みでも何かしていたいと思っていた。そして定年を迎えた今は時間に余裕ができた、それでもあれやこれやと目標を立てて活発に活動している。しかしこれからは時折り「何もしない贅沢」も取り入れ人生を楽しみたいと思っている。

■限られた時間の中で何とか最大限楽しみたいと思っていた。

 長年にわたり仕事とボランティアを両立して生活してきた、そのため自分の時間は限られていた。それでも釣り旅北海道やキャンピングカーの旅、またマラソン(大会参加)などを楽しんできた。マラソンは足の怪我で走れなくなってしまっただが、かわりに今でもトレッキングやウォーキングを続けている。そんな生活の中では「何もしない」という選択肢はまるで無かった。

大紀町トレイルランニング

■最低限の家事は必要になる

 今では妻も退職しているので家事は妻のライフワークとして担ってくれている、そして自らは妻に負担が掛からないようにお手伝いをすることになる。殿様の様に上膳据膳で洗濯や掃除も任せてしまうと、近い将来に円満な生活は出来なくなってしまうことになる。妻にすべてを任せて「何もしない」というのは贅沢とは思えない、難しいが一緒に何もしないことで贅沢になると思っている。

妻の手料理

■なかなか何もしないことは難しい

 やはり家事も含めると何もしないことは難しい、自宅ではどうしても食事などは毎日必要になる。よく目にするのは旅で「旅館などに泊まり何もせずに温泉や料理を楽しむ贅沢」などとする広告、しかしどうしも移動や観光も伴うので贅沢ではあるものの「何もしない」ことではないような気がしている。そう考えると何もしないことは相当難しいことである。

ゴルフも楽しむ

■キャンピングカーの旅で考える

 キャンピングカーの旅では移動が多くなる、また道の駅やRVパークで車中泊したりオートキャンプ場で泊まることも多い。しかし仕事など予定があると旅の期間が短くなるので先を急いでしまうことになる、仕事などの予定がない今では旅の途中に何もしない日が出来るかもしれない。同一のキャンプ場に2泊して間の一日は何もしないのである、食事も食べたいものだけ買い置きしておいて食べればよい。片付けも翌日のチェックアウトまでに行えば良い、昼から何もせずお酒を飲みながら自然の中で昼寝をしていれば最高な贅沢である。

キャンプは楽しい

■まとめ

 「何もしない贅沢」は難しいと書いたが、定年退職後の黄金期では自由に時間を使うことができるようになった。時間を自由に使えること自体が贅沢である、なにもあえて何もしない日を作る必要もない。何もしない時間を作ることができれば、それこそ最高の贅沢であると思っている。

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