昨年は忘れていた特定健康診断、今年は締め切りの少し前に受診した。この時期の内科は特定健康診断や予防接種などで通常の診療時に比べて混雑することが多く敬遠してしまう。しかし健康を維持するするためには自分の健康状態を把握することも必要である。私の場合は高血圧は仕方がないにしても他の病気には気を付けたい、釣り旅で足を怪我してからはランニングが出来ないのでメタボになっているのはわかっているのだが・・・
■特定健康診査とは
国民健康保険に加入すると自治体から健康検査の受診券が送られてくる。年に一回の健康チェックで無料なので受診しておきたい。
<対象者>
国民健康保険の被保険者全員で40歳~74歳が対象になる。
<検査内容>
メタボロックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した検査で、会社の健康診断の簡易版のような項目である、従来からひっかっかてきた検査です。またがん検診については別途、健康保険の適用料金(通常の約半額)で受診できるようである。
・基本的な項目
血圧測定・検尿・血液検査・心電図・身体測定(身長・体重・BMI・腹囲)・医師の診察
さらに医師が必要と認めた場合は実施する項目で眼底検査・貧血検査・血清クレアチニン検査(腎機能検査)など。
・どこで受診する?
送られてく特定健康診査等実施医療機関の一覧表が同封されていて確認すると、外科や内科など近くの病院でほとんど受診が可能である。私の場合は高血圧の診療を定期的に行っている近くの病院も当然対象なのでそこにする。
■結果はどうか
一昨年(過去3回)の結果も表示されているので、体の変化が分かるようになっている。肝機能(γ‐GTP)や中性脂肪は上限を超えてきているものの大きく超えていないので問題はなさそうである。これは体重の増加によるメタボの進行によるものだと思っている、やはり運動を増やすか食事制限などを行いメタボの進行を止めることが大事だと改めて感じることが出来た。
結局問題は
BMI値 25.4 ⇒ 26.1
メタボが進行したことになる。
※BMI値:[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]で算出される値、肥満や低体重の判定につかう
■まとめると
特定健診を受けて、生活習慣病を予防するのが目的である。生活習慣病の代表的なものは「高血圧・脂質異常症・糖尿病・肥満」である。そのまま放置しておくと、重病化して心筋梗塞や脳卒中、糖尿病などで大きな病気になってしまうことになる。定年時代も5年が過ぎてしまった、これからの黄金期を長く楽しむため自分自身の健康状態も定期的にチェックする必要があると改めて感じた。