息子が管理釣り場でニジマスを釣って、持ち帰りが可であったため10匹程度を持ち帰ってきた。捌くまでは息子がやったがその後は、「さるもん流の燻製」で作ることになった。
以前はよく段ボール箱を使って燻製を作っていたが、最近は作っていなかったので思い出しながらの作成になった、準備もしていなかったので家にある段ボール箱とか金網(焼き網)で作る、また倉庫で残っていたスモークチップを探すことから始めることとなった。
■ニジマスを捌く
当たり前であるがニジマスを捌く、内臓とエラを取り除き血合いも出来るだけ綺麗に取り除く。また、流水で綺麗に洗い流し、キッチンペーパーなどで水分とぬめりを取ります。
■ソミュール液に浸ける
ソミュール液の作り方
1リットル程度のお湯を鍋で沸かして、粗塩・三温糖を溶かす。そしてローリエやタイムなどと黒コショウをそれぞれ適量入れて煮立ちさせたら火から下ろして冷ましておきます。
しかし、ローリエやタイムなど普段は使わないので台所に常備されていない・・・そこで、常備されている食塩とクレージーソルトを適当に投入して作成した(さるもん流です)。
ソミュール液が冷えたら、捌いたニジマスを浸ける。鍋だとかさ張るしソミュール液もたくさん必要になるので「ジップロック」入れて浸けると効率的である。
■塩抜きをする
その後は一晩、冷蔵庫で保存した後で塩抜きをする。ソミュール液に浸かったニジマスは水洗いした後に流水で1時間程度塩抜きする必要がある。※塩抜きを怠ると塩辛くなるので注意
■乾燥させる
さて、塩抜きしたニジマスの水分を取り除いたら、魚を干すための網(干しかご)に入れて風通しの良いとこに干す。今回は一晩干しておいた、たまたま寒く風も強かったので程よく乾燥できた。
家の周りには、猫やカラスが虎視眈々と狙っているので注意が必要(2階のベランダに干した)
また、身まで乾くように爪楊枝でお腹を広げると良い。
■燻製にする
一晩でうまく乾燥できた、今回はスモークウッドを使うので温燻になる
★段ボール箱製の燻製器を作る
①魚が並べられる適当な段ボール箱を探す
➁カッターで金網(長めのBBQ用焼き網)を通す場所をカットする
③金網を通す
④スモークウッドを入れる口をカッターで開けたら完成!!
段ボール箱にスモークウッドをセットする、熱くなるのでアルミ皿をひっくり返して台にした。
スモークウッドに火をつけて、煙が出てきたら再度燻製器ににいれる
ニジマスを並べてガムテープで蓋をして約90分間燻す、足りなければ再度ウッドを追加して燻す。
約90間の温燻、なので身は柔らかい。
■食べる
今回は温燻なので少し焼いて食べる、塩抜きが甘かったので少し塩辛が美味しく頂くことが出来た。また、焼くだけではなくほぐして「燻製ニジマスご飯」にでもしてみようかと思う。燻製なの多少は保存できるので楽しみだ。