定年退職してからの黄金期の生活で注意していること

 定年退職して自由になる時間が大きく増える、それまでは普通の会社員だったので自由な時間は少なかった。また休日もボランティアで忙しく休む暇は本当に少なかった。それでも有給休暇とボランティアが休みの時を工夫して釣り旅やランニングなど好きなことは続けていた。しかし退職後は何もしなければ、退屈するだけでなく人生の緊張感も無くなってしまうことになってしまいかねないので注意したい。

■普段の生活

 妻とお互いに協力して家事を行うことにしている、定年後に決して殿様にならないようにする。それでなくとも妻は家事を普通にこなしてしまうので注意したい、炊事や洗濯は当たり前のようにしてくれる。また掃除も気が付いたらしてくれているし、お茶なども何も言わなくとも上膳据膳になってしまう。このようになるとお殿様の様になってしまい、座って新聞やテレビを見ているだけになる。妻も当たり前のように行うが次第に不満は溜まってく一方になる、そうなってしまうと普段の生活から楽しくなくなってしまうことになる。

妻の作る夕食

 我が家では作るのは妻に任せておいて、時折自分の得意の料理を作ったり後片付けは協力する。買い物も一緒に行って荷物は自分が持つことにする、また妻が困っていたら積極的に手伝うことにしている。さらにお酒は可能な限り一緒に飲むことにする、難しいかもしれないが趣味も同じだと楽しいと思っている。

■お金について

 夫婦で年金生活が始まってからはお金の使い方には気を付けている、収入は限られているので散財は出来ない。また夫婦で厚生年金が支給されているうちは何とかなると思っているものの、いつかはどちらか一人になる時がやってくるので備えも必要である。それでもお金を余分に残すようなことなく自分達のために使うようにしたいとも思っている。

キャンピングカーで旅を楽しむ

■趣味を楽しむ

 たまたま妻と趣味はアウトドア派で同じなのでありがたい、そのため釣りやキャンプなどは一緒に楽しめる。キャンピングカーもお互いが望んでいたものなので楽しく安く旅を続けることができている。しかし釣り旅などはそうそう出掛けられるものではない、そのため最近ではゴルフを楽しむようになっている。2人でプレーするゴルフは緊張感はないものの普段には無い運動になる、1日プレーすればかなりの運動量になる。また平日プレーなので食事付きで格安にプレーすることができるので外食するより安上がりで健康的である。

大物釣りを楽しむ

■ボランティア

 よく定年退職後にはボランティアを行うと良いなどと言われるが、ボランティアも重荷になることもある。確かに社会貢献による自己充実感もあり生きがいになるので何もやらないのならやってみるのは良い。しかしせっかく長くサラリーマンで勤め上げた後にまた上下関係のありそうなボランティアに参加するのは注意が必要である。町内会でも地域で事業活動している会社の元社長がトップを務めていたりして面倒である、また止めようと思っても生活圏が同じだとなかなか止めにくい。私の場合は30年近く少年野球のボランティアに携わってきたが職責も高くなりあまりに大変なので、少し早いが若手に譲り来年は退任することにした。

ボランティアに参加

■まとめ

 人生も100年時代になりつつあり65歳に退職してもかなりの人生が残る、残りの人生を充実した生活が出来るようにしていきたい。しかし75歳を超えて健康的に生きて行ける自信も無いし難しいかもしれない。またいつ病気を宣言されるかもわからない、働けるうちは働いて体が動かなくなってしまってからでは遅いのである。人生の黄金期である75歳までは後悔の無い人生を送りたいものである。

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