2020年度分の確定申告 マイナンバーカード方式で完了した

定年退職して3年目になった、雑収入は公的年金(企業年金等)とその他(個人年金等)だけの生活なので収入は400万円以下で確定申告は不要になる。しかしその他の雑所得(個人年金)が20万円以上あるので申告を行わなければならい。また、公的年金は所得税が源泉徴収されている、確定申告で保険料控除を申請すれば年末調整と同じように還付される。今回はマイナンバーカードが交付されたので早速マイナンバーカード方式で確定申告(e-Tax)を行った。

■定年退職後で確定申告が必要な場合について少しまとめてみた。

①公的年金等に係る雑所得以外の所得が20万円を超す場合、私の場合は個人年金等の所得が20万を超えてしまっているので該当する。※所得=収入ー必要経費(個人年金収入ー支払保険料)また、太陽光売電収入や先物取引、広告収入なども所得があれば申請する必要がある。

➁公的年金等の収入金額の合計額が400万円を超す場合

③各種控除を受けたい
・社会保険・生命保険・地震保険などの控除を受ける場合※私はこの控除を受ける
・医療費を多く支払い、医療費控除の対象になった場合
・自然災害などにより資産に損害を受け雑損控除を受ける場合

ほかのケースもあると思うが自分が対象になるのはこんなところか・・・

■実際に確定申告書等作成コーナーでの入力(マイナンバーカード方式)

マイナンバーカードで認証し国税庁のホームページの確定申告書等作成コーナーで画面の案内に従って金額等を入力すれば確定申告書等は簡単に作成できる。昨年からはe-TaxのIDとパスワード方式で作成しe-Taxで送信して申告することが出来るようになっていたが、今年からはさらにマイナンバー方式で申告することにした。

ICカードリーダー

【確定申告の電子申請こちらから】

国税庁 確定申告書等作成コーナー

◆スマホをICカードリーダーとして設定したが、マイナポータルではICカードリーダーがないと制約が多い。せっかくスマホで認証して確定申告できるように設定したが、結局ICカードリーダーを購入した。

マイナンバーでできること、マイナポータルに利用登録する 2021/01/13

◆ICカードリーダを使えば読み取りエラーもなく、画面の指示通りに行えばスムーズに処理できるので購入して正解だった。パソコンから電子申請を行うならICカードリーダーの購入をお勧めしたい。

初めての確定申告から確定申告書等作成コーナーを使っているので前年度のデータを使える、変更点などを確認入力すれば迷うことなく申告書が作成できるため時間を掛けることなく提出できる。ただ控除金額など自動で入るので税額計算の仕組みは分からなくなるだろう。(分からなくても良いが💦)

■まとめ

確定申告書等作成コーナーでの作成は準備する書類が整っていれば簡単で時間が掛からない、またこのコロナ禍の中で税務署に行くと予約制になっているとはいえ感染リスクもある。さらにスマホからも申告できるようになっているので便利になってきた。今後はマイナンバーカードを使ってさらに便利になっていくと思う。今回の申請は完了した、あとは還付金の振り込みがいつになるのか、e-Taxでは振込予定も簡単に確認できるのでありがたい。

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