自宅にあるたくさんの古いパソコンを処分することにした

 今まで捨てていなかった古くなったパソコンが山のようにある、私たち2人のパソコンだけでなく子供たちの古いパソコンもあるからである。パソコンは3~5年で新しいものに更改してきている、昔は普通に廃棄していたが今はパソコンは自治体では回収してもらえない。処分するためには専用の業者に回収を依頼する必要がある。

■自治体が推奨する業者に依頼

 自治体のホームページから回収業者のページにアクセスすると、提携している環境省認定の回収事業者「リネットジャパン」へ依頼するとなっている。しかも壊れたパソコンも古いパソコンも可、しかし古いブラウン管(CRT)モニターなどは有料(3,000円)である。それでも他では廃棄することができないので仕方がない。

CRTと本体

■パソコンの無料回収とは

 段ボール箱ひとつに入る分のパソコンは無料である、なのでノートパソコンなどであれば7台あっても無料である。しかしCRT(ブラウン管)がある場合は回収費用(3,000円)及び梱包した箱の回収料金(1,600円)が掛かる。また本体も別の箱に入れると回収料金が掛かってしまうので、古くて大きなパソコンの場合はそれなりに費用が掛かる。

ノートパソコンはたくさん入る

■回収の手順

 ネットで簡単に申し込みを行うことができるが、必要な情報は準備しておく必要がある。

 ①必要な情報(申込前)

 ・パソコンの台数

 ・CRTの台数(有料)

 ・梱包箱の数量(2個目から有料)

 ②梱包する

 ③データを消去したパソコンを段ボールに入れる サイズ:3辺140cm、20kg以内

 ④ホームページの指示どおりに回収情報などを入力し申込む

 ⑤回収料金が提示される(クレジット・代引き)

 ⑥回収業者(佐川急便)が梱包されたパソコンを回収に来る

■パソコンのデータ消去はどうする

 今まで使ってきたパソコンには個人情報等が入っているのでデータ消去が必要になる、パソコン自体が壊れていなければ自分で消去することができる。また回収業者に有料で消去してもらう方法もあるができれば自分で行いたい、しかし注意したいのはパソコンの初期化をしてもデータは復元できてしまう。そこでデータを消去するためのソフトの入手が必要になる。

 今回は回収業者に申し込み後、データ消去用のソフトがダウンロードできたので利用して消去した。ただし申込前にはダウンロードはできない、申込が完了してから申込履歴の申込IDをクリックして申込履歴詳細のページからダウンロードが可能になった。

 また消去すために掛かる時間は約10時間とあるが、今回の場合は事前にパソコンを初期化してあった。再度適当にアカウントを作って動作可能にしてから消去ソフトを使った、そのためか約1時間程度でデータ消去は完了した。

古いノートパソコン

■実質かかった費用は

 今回に回収依頼したパソコンはノートパソコンが7台、ディスクトップが2台と液晶一体型パソコンが1台になる。

 これらを梱包すると・・・

 ノートパソコン7台20kg以内・・・1梱包(1個めは無料回収)

 CRTモニター2台・・・2梱包(1,600円×2)

 本体1台・・・1梱包(1,600円)

 液晶一体型1台・・・1梱包(1,600円)

 ブラウン管(CRT)2台回収費用・・・3000円×2

 現金払い手数料(代引き)・・・198円

合計 12,598円+消費税

全部で5箱

■まとめ

 古いパソコン回収のための費用が掛かってしまったが、捨てようが無いので仕方がない。ノートパソコンだけであればデータ消去も含め無料ででき、多少手間はかかるが何とかなりそうである。しかしディスクトップなど古いパソコンの場合は、一部は有料になってしまうものの回収業者に依頼するしかない。

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