夏のキャンピングカー暑さ対策スポットクーラー「かんげきくん2」を使ってみた

6月にも関わらず猛暑日が続いている、梅雨はどこに行ってしまったのだろうか・・・暑い💦と言っていたら梅雨明けになってしまった。釣り旅から帰ってなかなかキャンプには行けないが、せっかく購入したスポットクーラー「かんげきくん」を試してみることにした。炎天下の駐車場で12:00〜から使ってみることにした。

■購入したスポットクーラー「かんげきくん」

ちょっと早めに購入して準備しておいたスポットクーラー、いよいよ使う時がやってきた。基本的に電源設備のあるところで使う前提である。夏場のキャンピングカーの車内は思ったより暑くなる、特に就寝時に暑いと安眠ができないので楽しくなくなってしまう。そこでまずは自宅で使ってみて使い勝手を検証しておきたい、現場でのトラブルは避けておきたいものである。

キャンピングカーの暑さ対策にポータブルスポットクーラー「かんげきくん2」を購入 2022/5/12

■実験開始

検証開始を12:00としたので、それまでに「かんげきくん2」を設置する。あわせて外気温・車内温度なども測定しておく、想定では冷えると思っているが使ってみないと分からない。

駐車場 12:00

天候:晴れ 外気温:38℃ ※コンクリート上

外気温

車内温度(ベッドルーム)39.8℃、寝るときに使うことが前提なのでベッドルームでカーテンを閉めて使うことにする。

■実験結果

就寝時に使う前提のためカーテンで仕切ったベッドルームで検証する、しっかり断熱が施されているので結果が楽しみである。また温度だけではなく適温になったときの騒音も計測することにしてみた・・・適温にはならないが測定すると約60db前後の騒音がする。

測定時間(駐車場) 12:30 〜 15:00

車外温度: 38.0℃ あたりまえだが車内より温度は低い

ベッドルーム 縦:約80cm 横:約180cm 幅:約140cm

測定場所 12:30 13:00 13:30 14:00 15:00
車内(ベッドルーム) 39.8 39.5 39.1 38.5 38.2
車内(ダイネット) 39.6
 
約2時間経過(38.5℃)暑い

※測定はスポットクーラー「かんげきくん2」なので送風口から約50cmのところに設置した

<冷えない>

大人2人がなんとか寝ることのできるベッドルームにスポットクーラーをあて計測を行った、しかし車内温度も39℃以上もありベッドルームでは39.8℃で非常に高い状態になっている。さすがにこの状態では冷えた風も出なくて完全にアウト・・・冷やすことは出来ないようだ( ;∀;) 

<対策>

このままでは厳しいので一度エンジンを掛けて冷房で車内温度を下げてみることにした。もちろんカーテンは仕切ったままなので直接ベッドルームには冷風は届かない、車内が快適な温度まで下がったので実験を再開する。

室温が25℃になるまで冷却した、室温が25℃だと先ほどまでの暑さは全くなく快適である。そこで「かんげきくん2」を運転し続けているベッドルームの室温を測ると・・・33.3℃で5度以上下がった。また冷風も出ている、車外も陽が傾き29℃程度になってきているので、そんなものであろう。

微妙な温度である

<夕方から夜にかけて>

PM6:00になると外気温も下がり涼しくなってきた、ベッドルームも29.1℃。これならかなり有効的に使えるかもしれない。夏場にベッドルームで寝ていると体温で熱がこもり暑くて寝られない・・・これがあれば快適に寝られるかもしれない、体感的にはダイネットルームより涼しく感じる。

PM9:00

夜9時、連続稼働させた結果「25.3℃」結果としては冷風もでており使えることも確認できた。ただ約60dbの稼働音は我慢する必要がある。

騒音測定

■まとめ

やはり限界があるスポットクーラー「かんげきくん2」、炎天下のなかでは全く使い物にならない。しかしもともとそんな中で使うことは想定していない。夏場でも夜になると自然の中のキャンプ場では涼しいものだ、しかし車中泊では熱がこもったりするので暑くなる。車内全体を冷やすことはもちろん無理である、しかし使い方をスポット的にすればその名の通り冷やすことが可能なようだ。次に実際に宿泊して試してみることにしたい・・・

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