荘川で味わう贅沢|蕎麦・春の山菜・渓魚を食べる釣りの旅

 春の荘川は雪解け水が流れ込み、渓流は一年で最も生命感にあふれる季節になる。桜も満開になってこの時期の釣り旅は、ただ魚を釣るだけでは本当にもったいない。せっかくなので「食」まで含めることが本当の楽しみであると思っている。そして荘川で外せないのが「蕎麦正」 と「 むろや」、どちらも清らかな水で打たれた蕎麦は香りとコシが別格、シンプルなざるそばでもその違いははっきりと分かる。また春限定のごちそうは山菜と同時に楽しみたい、今回の主役はタラの芽 と コゴミ、そして渓流釣りの主役「イワナ と ヤマメ」この日は運よく両方を確保。美しい魚体を眺めながら夜の食の楽しみを想像するだけでワクワクする。

■荘川にある「そば処」

 荘川の気候と清らかな庄川の源流から生まれた味と香りが最高のそば、そして荘川町内には4店舗の荘川そばを扱っている店があり店ごとにそれぞれの店舗こだわりがある。その中から荘川町牧戸にある「蕎麦正」、荘川町三尾河の「里山茶屋 むろや」に訪問する。両店ともに有名店なのでタイミングによっては平日でも待ってから入店になることがある。

蕎麦正の窓際の席では山や庄川を眺めながら食べることが出来る

・荘川町牧戸「蕎麦正」

 庄川を見下ろすことが出来るところにあり、窓際に座れると素晴らしい景色を見ながら食事ができる。今回は源流そばセットを注文、まずは自分で擦る山葵と塩で蕎麦をいただける。個人的にはつけ汁よりも山葵と塩で食べるほうが好みなので嬉しい、しかし数年前からか旬菜の天ぷらが提供されなくなってしまったのは残念である。

「蕎麦正」の正面、名前を記入して順番を待つ(幸い平日の昼過ぎだったのですぐ入れた)
源流そばセットを注文(そば・きのこ炊き込みご飯・小鉢・漬物)

 

・荘川町三尾河「里山茶屋 むろや」

 蕎麦だけでなくカツが美味しいお店、蕎麦とミニかつ丼のセットがお勧めである。また荘川のお勧め郷土料理の「どぶ汁」もセットされるのが嬉しい。こちらも人気店なので待つことも多い、しかし少し時間をずらせて13時前に行くとすぐに入店できるようになっていた。

「里山茶屋むろや」の玄関前、正面に車が置ける(前向き駐車)
最初に小鉢と漬物および郷土料理「どぶ汁」が出される
次に蕎麦が出される、しっかりした口当たりで美味しい蕎麦である
最後にミニヒレカツ丼が登場、ころもはカリカリで肉はふわふわでとても美味しくいただける

 

■旬の山菜を食べる

 自然の中で採ってその日のうちに食べるのが一番良い、キャンプ(キャンピングカー車中泊)でも食べれたが自宅でも食べたい。自分で採ったのではないが帰り道ある道の駅では旬の山菜が購入できる、残念ながらタラの芽は少なかったがコゴミとともに購入した。

自宅に戻ってから購入した山菜を食べる、タラの芽は天ぷら(揚げながら)でコゴミはおひたしで食べる

 タラの芽はほろ苦さが魅力の「山菜の王様」、コゴミはクセが少なく誰でも食べやすい。タラの芽は天ぷらにすればサクッとした食感で春の香りが一気に広がる、コゴミはおひたしにしても和えてもとても美味しく頂ける。

コゴミはクセが無いので食べやすい、残りは和えて食べることにする

■渓魚を食べる

 釣果は最高のメインディッシュだが2人で食べる分だけにしてリリースを心掛けている、キャンプと自宅で食べる分約10匹で十分だと思っている。アユの活かしビクを使っているので、必要な数だけ持ち帰りあとは川に放流すれば良い。  そして食べる渓魚はできるだけ美味しくいただきたい、現地では塩焼きや素揚げをすることが多いが今回の自宅では道の駅で購入した朴葉味噌を使って食べることにした。

朴葉味噌で渓魚を焼く、フライパンを使っても美味しく焼くことが出来る

 朴葉の上に味噌をのせイワナとヤマメをじっくり焼く、香ばしい匂いが立ち上がり食欲を一気に引き上げる。イワナは脂がのって濃厚にヤマメは上品で繊細な味わいに。同じ渓魚でもここまで違うのかと実感する、さらに味噌にほんの少し日本酒を垂らすと香りが一段と引き立つ。これだけで居酒屋以上の一品になる、そしてこれで春の釣り旅は完了でする。

キャンピングカー「コルドバクルーズ」で釣った渓魚の下ごしらえをしておく

■おわりに

 春の荘川の釣り旅は蕎麦で始まり山菜で季節を感じ渓魚で締める、この流れが揃って春の釣り旅が整っていく。荘川の春は短い、だからこそこのタイミングでしか味わえないものを全力で楽しみたい。「蕎麦・山菜、渓魚」この3つが揃ったとき、釣り旅が一段上の楽しみに変わると思っている。

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