キャンピングカーで行く初夏の釣り旅⑦|道北へ、北海道の天候急変に翻弄される

 青森から深夜便のフェリーで北海道へ渡り、いよいよ今回の旅の大きな目的地である道北を目指す。しかし北海道に上陸してみると、例年の爽やかな初夏とはまったく違う天候が待っていた。真夏のような暑さかと思えば、その翌日からは大雨と強風、さらに低温へ。北海道の気候に翻弄されながらの釣り旅となった、さらに羆出没で立ち入り禁止の場所もありメインの釣りは惨敗続きになっている。

■まずは道北の大河川へ向かう

 北海道に上陸後、道央道を経由して道北方面へ向かう。毎年この時期の北海道は本州より涼しく快適なイメージがある。しかし今年は気温が高く、車内でも暑さを感じるほどだった。道北の河川状況を確認するため、まずは天塩川水系へ向かう。ところが期待していた天塩川は増水気味。川幅の広い本流でも流れが強く、水量の多さが目立つ。ポイントを見て回るものの思うような条件ではない。北海道とは思えない陽気で、上陸直後は半袖で十分なほど気温が高かった。それでも釣り人は多くポイントに入るのは難しい、またヒグマ対策で立ち入り禁止の場所もあり早々に退散することに。

羆出没による立ち入り禁止の看板

■天候が大きく変化し低温へ

 キャンピングカーでの移動中もエアコンが欲しくなるような陽気で、「本当に北海道なのか」と思うほど。道北まで来ても涼しさを感じる場面は少なく例年との違いを強く感じた。しかし天気予報は下り坂、そして予報通りの雨となり気温も急低下で寒くなってきた。河川も増水して濁りが入りポイントの新規開拓もままならず、今回は「釣れない北海道遠征」になることを覚悟し始めた。そして天候が回復しない寒い中、熱いラーメンが食べたくなり移動途中にラーメン店に入り体を温めた。

塩にんにくラーメンを注文、これで体はポカポカになる

■石狩川水系も雪代と大雨で増水

 次に向かった石狩川水系も状況は厳しかった。こちらも雪代の影響がまだ残っており水量が多く流れも強い。しかも大雨で釣りに入れるような状態ではなかった、キャンピングカーの車内でのんびり過ごすしか手立てがない。せっかく北海道まで来たものの、自然相手の釣りだけに思うようにはいかない。天候の回復を祈るばかりだが低気圧の通過後は強風の予報である、気温も低下するのでしばらくは厳しい状態が続きそうだ。

大雨の「きのこの里あいべつオートキャンプ場」で待機中

■士別や湧別でゴルフを楽しむ

 釣りだけにこだわらず天候や川の状況に合わせ、予定を変更できるのもキャンピングカー旅の魅力。この日は士別でゴルフを楽しむことにした。広大な北海道らしい景色のなかでプレーするゴルフは気分転換にもなり、連日の移動疲れも忘れさせてくれる。また天候は回復するものの強風が吹き荒れる、とても長竿を振れる状態ではなく、急遽ゴルフへ予定を変更した。強風でも天気さえよければゴルフは楽しむことが出来る、木の葉が飛び交うような強風のなかでゴルフをプレーし。次のキャンプ場に向かうことになった。釣りが難しい状況でもその土地ならではの楽しみを見つけられるのは長旅ならではだ。

雨の合間のゴルフ、「士別同友会ゴルフ場」士別市街地を見下ろすようにティショットを打つ
ど強風の中、上湧別ゴルフ場でプレーを楽しんだ

■まとめ

 北海道に上陸して最初に感じたのは、例年とは違う気候だった。真夏のような暑さ、増水する河川、雪代の残る石狩川、そして大雨と強風に低温。北海道の大自然を相手にする旅では、天候の変化も受け入れなければならない。むしろその予測できない展開こそが旅の面白さなのかもしれない。思い通りに釣りができない日もあったが、それもまた自然相手の旅。キャンピングカーだからこそ自由に行き先を変えながら、その時々の状況を楽しむことができる。

 天候の回復を願いながらキャンピングカーの釣り旅はさらに進む、果たしてこの旅で納得の一尾に出会えるのだろうか。

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