真夏になると、日中の暑さは年々厳しくなっている。以前は昼頃まで普通に釣りを楽しめたが、最近では朝のうちは快適でも、8時を過ぎる頃には強い日差しと高い気温で体力を消耗してしまう。そこで最近はゴルフのアーリーバードと同様にボートフィッシングも「朝マズメ限定」と割り切るようにした。また地元のサーフのショアジギングでも良いがランガンするとすぐに暑くなってしまうので控えるようにしている。そしてまだ薄暗いうちに出船し日の出とともに釣りを開始する、朝の海は風も穏やかなことが多く暑さも気にならない。何より魚の活性が高く短時間でも十分に楽しめる時間帯だ。

■短時間のサビキ釣り
この日の最初の狙いは小アジや豆アジを釣ることだった。魚探でベイトの反応を探すとすぐに群れを見つけることができた。サビキを落とすと次々にアジが掛かり、あっという間に泳がせ釣り用の活きエサは確保できた。今回は時間が無いのでエサがそろえば、その場所で泳がせ釣りで大物狙いだ。元気なアジを泳がせていると、「いつ食ってくるだろう」という期待感が高まる。この待つ時間こそ、泳がせ釣り最大の魅力だ。実際に夏の海ではハマチやサワラ、ヒラメ、そしてメーター級のハモなど、思わぬ大物が食ってくることもある。大型魚とのやり取りは何度経験しても緊張感があり、一瞬で眠気や暑さを忘れさせてくれる。

■良型アジは釣れた
まだ日が昇り切る前にサビキを投入、こぼれた撒きエサには大量のサバが群がってくる。アジを狙うにはサバを避けるように重めのオモリで底にサビキを落とす必要がある、さっそく豆アジや小アジが釣れてくる。ときおり20cmを超える良型アジが竿を引き込み、十分な引きを楽しませてくれた。また豆アジを泳がせ仕掛けに取り付けて大物も狙う、しかし日が高くなるにつれて気温は急上昇し良型のアジも釣れなくなってしまった。そのため無理をせず午前8時前には納竿することにした。それでも朝マズメの数時間だけでアジ釣りと泳がせ釣りの両方を楽しめるため満足感は十分ある。年齢を重ねるにつれ「長時間頑張る釣り」よりも、「短時間で効率よく楽しむ釣り」のほうが体にも優しいと感じるようになった。

■まとめ
息子の船を借りた真夏のボートフィッシングは、暑さと付き合いながら楽しむことが何より大切だと思っている。早朝に出船し、朝マズメだけを集中して楽しみ暑くなる前に帰港する。無理をしないスタイルだからこそ、安全に長く釣りを続けられる。 これからも真夏は朝マズメ中心のスタイルで、アジ釣りと泳がせ釣りを楽しみながら、思わぬ大物との出会いを期待して海へ出たいと思う。

