南鳥羽で釣る、アジの堤防サビキ釣りを楽しむために必要なこと

 新生活で初めての釣りは、南鳥羽の間違いのない釣りから始めることにした。天候は下り坂だが曇りで釣りには好条件である、また潮は大潮で干潮はほぼ正午である。なのでお昼過ぎから出発して上げ潮を少し楽しむことに、釣り過ぎては大変なので短時間の釣りになる。また少し遅くなってしまったが、タラの芽も探してみたいと思って二人で出かけることにした。

太平洋を望む

■南鳥羽のサビキ釣り

 南鳥羽の堤防ではイワシとアジがたくさん接岸していて、今のところ釣り外しの無い状況である。大きなアジは昼間は釣れないが小アジは釣り方を間違えなければ、そんなに難しくなく釣れてくる。今回も自分の釣り方ルールを守って釣ることにした。

南鳥羽にある港

マイ釣りルール(サビキ)

仕掛けはセットで販売しているのと同じで遠投が可能な浮き付きのサビキである。ウキの下にサビキを接続してその下にサビキカゴを取り付ける簡単なものである。ただし、サビキはセットものではなく少し良いものに変えている。

①面倒でも冷凍アミエビ(ブロック)を使う

 冷凍ブロックを解かすのは面倒であるが、バケツに海水を入れて時間を掛けて解かす。出来れば自宅である程度解かしておくとすぐに釣りが開始できる。よくチューブに入ったアミエビを使う方がいるが、便利なだけで食いが全く違うので私は使わないことにしている。

②使うサビキ

 安いものでは1個100円程度で購入できるが、出来ればメーカー品を使いたい。良いメーカーのサビキはハリスのヨレも少ないので釣りやすいし、数回以上の釣行にも耐えるので結局コスパも良くなる。またサビキの色なども気を付けている、同じメーカーのサビキでも白とピンクでは釣れ方が違ってくる。釣れているカラーは必ず合わすことにしている、ちなみに今回はピンク色のサビキを使って釣った。それにくわえてハリスやハリスのサイズにも注意したい、釣れるアジのサイズに合わせないと釣れなかったり切られたりするからである。

サビキ

③仕掛けのタナを合わせる

 堤防では真下でも釣れることはあるが、回遊しているアジの釣りでは効率が悪い。堤防でも浅い場所や遠くに遠投しないと釣れない場合もある、また投げる場所によって水深は大きく変わってくる。どの棚で釣れるかは変わると思うが、アジの場合はまずは底から狙うのが良いと思っている。そこでウキは投げて水深を合わせられるようウキ止めを使って常に水深を確認しながら釣ることが必要になる。

■今回の釣行では

 ここ最近、イワシとともに案外浅い場所に溜まっていることから水深も浅い場所で釣った。前回では大量にいたイワシはいないようで時々ママカリが掛かる程度であった、なのであまり水深を気にすることなく釣ることが出来た。釣り始めた時間はほぼ干潮で徐々に潮が上がってくる時間帯である。周りの釣り人にもアジが掛かっている。

アジの刺身

 早速準備をして釣り始めると相変わらず一投目からウキが踊ってくれる、メチャクチャ釣れるわけでもないがアジはいるようである。この調子だと真面目に釣るとすぐに釣り過ぎてしまうだろう、我が家では夕食に食べる分が釣れたら十分でそれ以上釣ると始末が大変なので釣らないことにしている。適当に休みやすみ釣るもののすぐに釣り過ぎてしまう、解けて残ったアミエビを使い切るまで釣ったら釣り過ぎるが仕方がない。そして解けずに残ったアミエビは持ち帰ってまた冷凍で保存する。

■タラの芽

 本来ならこの時期が最盛期になるが、今年は少し早くて開いてしまっている。少し日陰になっているの場所では丁度良い具合である。しかし最近は少なくなってきているので探すのが難しい、道路横のありそうな場所を探索するがなかなか見つけにくい。それでも少し奥を探すと食べる分くらいは採ることが出来た。

タラの芽

■釣れた魚とタラの芽

 釣れた小アジは刺身とフライにする、そしてタラの芽はもちろん天ぷらにする。アジは少し釣り過ぎたので残ってしまうかもしれないが翌日に食べればよい、捌くのに時間が掛かったのでもう少し釣り過ぎないようにしたい。

アジフライとタラの芽

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