肩が痛くて後ろに手が回らない…毎日のストレッチを半年続けた結果

 ある日、車の後部座席の荷物を取ろうと左腕を後ろへ回した瞬間、「痛い!」と思わず声が出た。それまで肩の動きはあまり意識していなかったが、その頃から車の後部座席へ荷物を置く動作など、日常生活でも左肩が思うように動かない場面が増えていた。「もしかすると五十肩(肩関節周囲炎)かもしれない」と思ったが、まずは無理をせず、痛みの様子を見ながらストレッチを始めることにした。ゴルフのスイングには大きな影響はなかったものの、左肩を下にして寝ると夜中に痛みで目が覚めることもあった。そこで、痛みのない範囲で毎日少しずつストレッチを続けることを目標にした。

■67歳で始めた肩のストレッチ

 痛みがあるとつい「もっと動かせば良くなるのでは」と考えてしまう、しかし無理に動かすと痛みが強くなることもある。初めはぶら下がり健康器具を使って伸ばしてみたものの、痛くてとてもぶら下がっていることが出来ない。そのため、まずは痛みを我慢して強く伸ばすことはやめた。そして毎日少しずつ、肩の動く範囲でストレッチを続けることを目標にした。

 私が続けたのは、特別な器具を使わない簡単なストレッチだ。腕を前後左右へゆっくり動かして肩をほぐし、両肩を前へ10回、後ろへ10回ゆっくり回す。さらに肩甲骨を意識して寄せたり開いたりし、両手を組んで左右と前方へゆっくり伸ばす。この一連の動作を2回繰り返した。さらに、肩甲骨を意識したゆっくりしたプッシュアップを10回行い、肩周りの筋肉も少しずつ鍛えるようにした。どれも短時間で終わる内容だが、「毎日続けること」を何より大切にした。

肩が回復してからは、北海道でのゴルフも以前より安心して楽しめるようになった。

■続けることが一番の近道だった

 しかし、効果を感じるまでには時間がかかった。正直なところ、最初の数週間はほとんど変化を感じなかった。それでも焦らず続けていると、3か月ほどで少しずつ肩が動くようになり、半年が過ぎる頃には後ろへ手を回す動作もかなり楽になっていた。

 またプッシュアップも当初は10回がやっとだったが、半年後には20回を続けてできるようになった。実は昨年、長時間ライトショアジグを投げ続けたことで右腕の内側を痛めた経験がある。その反省から、肩だけでなく腕全体の筋力も維持したいと考え、ストレッチに加えて軽い筋力トレーニングも続けている。

昨年、ライトショアジギングで長時間キャストを続けた際には、右腕を痛めたこともあった。

■まとめ

 今回改めて感じたのは、年齢を重ねるほど体はすぐには変わらないということだ。しかし、毎日少しずつ積み重ねれば、半年後には確かな変化を感じられることもある。もちろん肩の痛みにはさまざまな原因があり、強い痛みや症状が続く場合は、整形外科などの医療機関を受診することが大切だ。私の場合は、無理をせず痛みのない範囲でストレッチを続けたことが、肩の動きを取り戻すきっかけになったように感じている。

 年齢を理由にあきらめるのではなく、自分の体と相談しながら少しずつ続けること。その積み重ねが、これからも釣りやゴルフを楽しむための一番の近道だと感じている。これからも釣りやゴルフを長く楽しむために、ストレッチと軽い筋力トレーニングを毎日の習慣として続けていきたい。

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