伊勢志摩サーフポイントを探しながら神前岬の潜島(くぐりじま)へ行ってみた

あまりに天気が良いので、近くの伊勢志摩サーフにポイントを探しに行くことにした。二見町には神前岬の潜島(くぐりしま)という海食洞門があり、神前海岸を約1km歩かなければならい。ここ神前岬の沖は鯛釣り船で賑わっているポイントだ。せっかくなのでサーフロッドを持って出かけてみた。

■「潜島(くぐりじま)」

神前海岸の先には潜島と称される海食洞門があり、地元松下町 の方々に崇敬されている。干潮(特に大潮)であれば神前海岸の先にある潜島 まで歩いて行ける.

潜島(案内板)

この案内板には

神前(こうざき)海岸と潜島(くぐりじま)
Kozaki Coast Kugurijima

神前海岸は海水や磯波の激しい侵食によってできた岩石海岸で、各所に急峻な海食崖が発達しています。崖面にみられる断層や節理と呼ばれる天然の割れ目などの弱帯には、立石崎の天の岩屋を始めとする海食洞が形成されており、特に神前岬の潜島は唯一の海食洞門を成しています。
この潜島は神格化されており、旧暦6月1日頃になると村民総出で注連縄を作って洞門へ懸け替え、家内安全を祈願しています。

潜島はこの先800mですが大潮の干潮時でないと行くことができませんので潮時にご注意下さい。

潜島(くぐりじま)の鳥居

サーフを歩いて行くので歩きにくいが岩場(磯)になり「鳥居」をくぐると大変だ、安全なルートを探しながらになるが、滑る場所もあるので気を付けて歩く。慣れていなので案外時間が掛かって「鳥居」から約5分弱で到着した。また今日の潮は大潮で干潮は13:11だが、潮位は深夜帯の干潮でなければ下がりきらない。なので目の前まで行くことは可能だが潜る(くぐる)ことは出来なかった。夏至の頃の大潮の干潮に行けば潜れると思うので、また出向きたい。

潜島(くぐりじま)注連縄は縄だけになっていた。
■神前神社(伊勢神宮内宮の摂社)

神前海岸の山側には神宮の摂社「神前神社(こうざきじんじゃ)」があり、御祭神はこの地方の土地の神、荒前比売命(あらさきひめのみこと)が祀られています。ここは100メートル近い山頂に鎮座しルートも分かり難い、また延々と続く石段を登っていかないと到達できない。

2013年3月に参拝

しかし樹間を通して眼下には一面の伊勢湾が広がります。ここには末社の許母利神社(こもりじんじゃ)と荒前神社(あらさきじんじゃ)が御同座されています。この山の下の海岸を歩くと何かしら「神秘的な感じ」を受けるのは私だけであろうか?この山の雰囲気は他の場所に比べて明らかに違うのだ。

神前神社
■神前海岸(約1km区間)

さて肝心の神前海岸は磯場が多いサーフなので時期になれば良いポイントになるかも知れない、ただ今の時期は寒くて海水温も低く回遊魚やヒラメなども岸寄りしないのでサーフからの釣りは厳しいと思われる。

綺麗なサーフ

少し投げてみたがやはりあたりは無い、しかししばらくすると海面に変化が・・・なにやらベイトの群れが入ってきたようだ!!そうなればなにかしらベイトを追いかけている回遊魚が釣れるかもしれない。群れの中にルアーを投げ入れると、ボラらしき魚体のジャンプが見られたので。イナ(ボラの幼魚)の群れのようだ、のんびり回遊しているので回遊魚は居ないと思われるが、しばらく投げ続けると・・・やはりボラがスレ掛かりしてしまった。

ボラ(約40cm)

ボラは食べないのですぐに海に戻し、元気よく帰っていった。

■まとめ

今年から始めたサーフフィッシング、魚が岸寄りしない厳しい時期なのでなかなか釣れない。しかし天気よい日は暖かい冬の日差しを受けながらのんびりキャスティングしているだけで気持ちが良い。またいろいろなサーフを歩いていると、新しい発見があり楽しみも増えるのでこれからも続けていきたい。

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