HUAWEI MateBook 13 導入レビュー

先週末にHUAWEI MateBook 13が届きさっそくパソコンの切り替えを行った。いままでのパソコンが低性能だったことから、パフォーマンスには大満足している。一旦、ここまでの導入で感じたことを紹介することにした。

HUAWEI MateBook 13 購入スペック

CPU:Core i7 8565U/1.8GHz/4コア メモリ:8GB

SSD:512GB 液晶13インチ 重量1.28kg office付

今回発売された中では最高スペックの製品を購入した、それでも15万円程度なのでコストパフォーマンスは高いと思われる。また動画編集作業もするのでSSIDも最大のものを選んだ。

見た目

スペースグレーのアルミボディでスタイリッシュなデザイン、13インチサイズなので少し大きいと思っていたが、A4サイズ(製品サイズ:286 × 211 × 14.9 mm)程度に収まっている。デイスプレイを開いてみると画面が驚くほど大きく綺麗である。これはベゼル幅を約4.4mmにして画面占有率約88%としたことが大きく、美しく鮮やかな映像が画面いっぱいに広がってくれている。また、画面と同じようにキーボードについてもフルピッチを確保していることでタイピングもし易い。いままでのパソコンは製品サイズは変わらないものの画面やキーボードも小さくてミスタッチも多かったが、これからは効率良く作業ができそうである。

側面を見るとポートには、USB Type-C×2とオーディオジャックのみになっている。USB 3.0やHDMI出力は本体にはなく同梱のドッキングステーション「HUAWEI MateDock 2」を利用することになる。

付属品

付属のACアダプターは、本体のUSB Type-Cポートに接続して利用する比較的コンパクトなものとなっている。このACアダプターを利用すれば、約15分で内蔵バッテリー容量の約25%を充電できる急速充電が可能なため、充電を忘れていた場合でも短時間で充電が行える。また、スマホ等の充電にも使えそうである。

本体にはUSB Type-C×2とオーディオジャックのみになっているので、ドッキングステーション「HUAWEI MateDock 2」が付属、USB 3.0やHDMI出力、アナログRGB出力などは「HUAWEI MateDock 2」を介して利用することになる、個人的にはmcroSDの挿入口くらいは装備してほしいと思う。いちいちドッキングステーションを介してメディア接続するのはスマートに思えない。※HUWEIのNFC対応スマートホンとは「かざして通信」ができるようになっている

電源オン

電源投入時に電源ボタンを押すと、同時に指紋が読み取られログインする機能になっている。初期設定で指紋の認証が指示されるのでそのとおりに指紋を読み取らせる(くどいくらい行う)と以降は指一本でログインが出来てしまうので非常に便利である。初期設定では一般的な通信設定やアカウント設定行う、最初からサポートツールが起動して指定くれるので淡々と進める。

Officeの確認

Microsoft Office Home and Business 2019がプリインストールされている、同梱されていたOfficeのライセンスキーを入力して立ち上げた・・・が、いつもの見慣れた画面と少し違うような気が!あれ~言語が英語表記になっている。言語の切り替えのメニューも英語なので分かりにくい、言語設定の画面を見るとデフォルトは日本語になっている。なのに日本語はインストールはされていない、ちなみに英語はインストール済みにチェックが入っている。そこで言語パックをダウンロードしようとしたがうまく動作しない!!しかたないのでHUWEIのサポートに電話してみたが案の定マイクロソフトに聞いてくださいとの回答であった、しかしプリインストール版なのだから対処方法程度は教えてくれればよいと思う。マイクロソフトのサポートについても期待はできないが、ホームページで対処方法を検索してみると・・・Microsoftストアで更新すると解消されるとの記述があった。早速、ストアで更新をかけたところ日本語表記になった。

その後、使っているソフトのインストールやセキリュティソフトやデータの入れ替えを行い無事に完了となった。

まとめ

CPUにはIntelの最新第8世代インテル® Core™ i7-8565U プロセッサーで4コア8スレッド処理に対応するCPU、非常に優れた処理能力が発揮されている。苦労したOfficeなどのアプリや動画編集ソフトなど非常に軽快に動作し不満を感じる場面は無い。また、コンパクトさや軽さ、長時間のバッテリー駆動など、アスペクト比3:2の高品質液晶の採用や、1回のプッシュで電源投入から指紋認証まで行える指紋認証センサー一体型電源ボタンなど非常にコストパフォーマンスの高い製品に仕上がっていると思う。

注意点

まとめに書いたように非常にコストパフォーマンスの高い製品だと思うが、個人的にはUSB Type-Cが左右に1個の2口のみでメディアの接続にはドッキングステーション「HUAWEI MateDock 2」(同梱)が必要、USB Type-Cの電源は左側のみなどハード的な不満やサポートの対応にも不満が残った。しかし今までの非効率な作業時間が改善されて9万円台から選べる、高スペックモバイルPCとしてよい製品だと思う。あと、タッチパネルにはなっていないのでタッチパネルが必要な人は注意が必要です。