冬場は管理釣り場でないと渓流釣りをすることはできない、年間釣ることのできる北海道はもちろん雪で本流釣りは無理である。そんなときはソルトウォーターフィッシングに行くかDIYを楽しむことが多い。北海道の本流釣りでは大型のニジマスや渓魚を釣るがすべてキャッチアンドリリースなる。そこで魚を出来るだけ傷つけることなく外すことのできる針外しをDIYで作ってみることにした。
■本流延べ竿のキャッチアンドリリース
本流の延べ竿は餌釣りである、餌釣りは持ち帰りが当たり前のように思われている。しかし釣った魚を食べることの少ない「釣り旅北海道」では一部のサーモンフィッシングを除きキャッチアンドリリースにしている。釣れた魚は出来る限りダメージの少ないリリースを心掛けているが、餌釣りでは釣り針を飲み込まれてしまうことも多い。
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もちろん釣り針の返しも潰して使っているし、釣り針を外すにはフィッシングプライヤーを使って素早く外すようにしている。ところが釣り針を奥まで飲み込まれると外すことが困難になる、そんな場合は魚を痛める前にハリスを切ってリリースしている。飲み込まれた針は自然に外れると聞いているが、やはり取ってあげることにこしたことはない。
■針外し
フィッシングプライヤーを使うようになって針外しは使わなくなっている、少しくらい飲み込まれたくらいならプライヤーで釣り針を挟んで取れるからだ。なので一般的に販売されている針外しは使っていない、いろいろなタイプを使ってみたが思うように使えたものはない。
今回は不意にユーチューブで紹介されていた漁師が使う針外し、釣り方が紹介されているので作ってみた。材料は古い鋼のハンガーと古い歯ブラシが材料になる。
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ハリスを通して捻るだけなので簡単、魚にも負担が少ないように思う。実際に使うのはシーズンに入ってからになる、しかしオフシーズンの間に作っておくことにした。
■作り方
ハンガーをワイヤーカッターで適当な長さに切断してバイスで加工する、加工出来たら歯ブラシを切断して穴をあけて持ち手にする。
①古いハンガーを切断
・このタイプのハンガー今はなかなか無いかもしれない、鉄ノコでも切れるがワイヤーカッターがあるので簡単に切れる。
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➁バイス(万力)で加工する
・家にはホビー用のバイスしかないがこの程度の加工であれば十分である。
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・先ずは直角に曲げる
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・余っているスチールをバイスで止めて、曲げた針外しを巻き付けていく
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③余分な部分をワイヤーカッターで切断する
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・螺旋の部分を平ドライバーで広げておく
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④古い歯ブラシを適当に切断して、ドリルで穴をあける。
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⑤切った歯ブラシに加工した針外しを差し込み接着剤で固定すれば完成する
■まとめ
実際に使えるかどうかは使ってみないと分からない、失敗かもしれないが・・・螺旋にハリスを通して捻れば簡単に取れる筈だ💦魚にも優しいとは思うが使ってみてダメならハリスを切ればよい、釣り人の勝手だがいろいろ工夫していると楽しいものだ。
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