以前は、ゴルフは月に1回ラウンドするかしないか程度だった。プレーの間隔が空くため、せっかくつかみかけた感覚も次のラウンドではリセットされ、スコアは100前後を行き来していた。ところが、夫婦でキャンピングカーの旅を楽しむようになり、旅先でもゴルフをプレーする機会が増えた。地元でのラウンドも合わせると、気が付けば週1回ほどのペースを2年間続けている。もちろん飛距離が急に伸びたり、劇的に上達したわけではない。しかし振り返ってみると、変わったのはスコアだけではなく、ゴルフとの向き合い方そのものだった。
■68歳で実感した5つの変化
週1回のゴルフを2年間続けたことで、68歳になった今でも少しずつ上達を実感できるようになった。ここでは、その中でも特に大きかった5つの変化を紹介したい。
① スコアが安定してきた
一番実感しているのは、スコアの安定感だ。以前は100を切れる日もあれば、大叩きしてしまう日もあった。それが今では90台前半で回れる機会が増え、大崩れするラウンドが少なくなった。ナイスショットが増えたというより、ミスショットを引きずらなくなったことが大きい。一つのミスで流れを崩さず、次の一打を冷静に打てるようになった。ただ、昔の会社の仲間とラウンドすると、飛距離などを意識してつい力んでしまい、大叩きすることもある。年齢に関係なく、自分のゴルフをすることの大切さも実感している。

② 手打ちから体を使うスイングへ変わった
週1回プレーを続けていると、毎回少しずつ課題を確認できる。その結果、一番変わったのがスイングだった。以前は腕だけでボールを当てにいく「手打ち」が多かったが、今は下半身と体の回転を意識するようになった。68歳になると、若い頃のように力任せに振ることは難しい。それでも体全体を使えば、無理なく安定したショットが打てるようになることを実感している。これからも力まずリラックスしたスイングを心掛け、再現性をさらに高めていきたい。

③ ゴルフが楽になった
以前は18ホールを回ると終盤には疲れが目立ち、集中力も落ちていた。しかし、週1回体を動かすことが習慣になると、18ホールを歩いてプレーしても体力に余裕が生まれてきた。特に夏は早朝スタートのアーリーバードを利用することで暑さを避けられ、最後まで快適にプレーできるようになった。無理をせず、自分の年齢に合ったプレースタイルを選ぶことも、長くゴルフを楽しむためには大切だと感じている。

④ 攻めるより、ミスを減らすゴルフになった
以前はパーオンや飛距離ばかりを意識していた。しかし最近は、「無理をしないこと」がスコアにつながると考えるようになった。危険なピンを狙わず、安全な場所へ運ぶ。3オンでも2パットならボギーで上がれる。飛距離を求めるよりも、100ヤード以内のショットの精度を高めることを意識するようになった。また、林からは無理をせずフェアウェイへ戻し、長いパットは入れるよりも寄せることを優先する。こうした積み重ねが、大叩きを防ぎ、結果としてスコアの安定につながっている。

⑤ ゴルフが旅の楽しみになった
私たち夫婦にとって、ゴルフは単なるスポーツではなくなった。キャンピングカーで各地を旅し、その土地ならではのゴルフ場でプレーする。北海道や東北を旅しながら、美しい景色の中でラウンドする時間は、旅の大きな楽しみの一つになっている。天候によって釣りが難しい日でも、ゴルフなら予定を変えて楽しめる。釣り旅とゴルフ、この二つの趣味があることで、旅そのものの楽しみ方がさらに広がった。

■まとめ
68歳になって改めて感じるのは、ゴルフは年齢を重ねても上達を楽しめるスポーツだということだ。飛距離は少しずつ落ちていくかもしれない。しかし、スイングの再現性やコースマネジメント、メンタルの安定は経験を積むほど磨かれていく。週1回という無理のないペースを2年間続けてきたことで、スコアだけでなく体力や考え方、そしてゴルフの楽しみ方そのものが変わった。
週1回のゴルフをこれからも無理なく続けながら、80台で回れるラウンドを増やし、夫婦で全国のゴルフ場を巡るゴルフ旅を楽しんでいきたいと思う。

