近年の夏は朝から気温が高く、通常の時間帯にラウンドすると体力の消耗が激しくなった。そのため昨年から7月・8月はアーリーバードゴルフを楽しんでいる。しかし真夏の晴天の日は、日が昇るにつれて気温が急激に上昇し、前半は快適でも後半には汗だくになり、熱中症の危険を感じることもある。そこで今回は、初めて「クールカート(冷房付きカート)」を利用してみた。プレーしたのは、アーリーバードとクールカートを一昨年から導入している近鉄賢島カンツリークラブ。実際に利用してみると、想像以上に効果を実感することができた。
■真夏のゴルフ
スタート時(午前5時)はまだ涼しく、朝日に照らされたコースの景色はとても美しい。早朝ならではの静けさの中でプレーできるのも、アーリーバードゴルフの魅力である。しかし日が高くなるにつれて気温は一気に上昇する。そんなとき、プレーの合間にクールカートへ乗り込むと、頭上の吹き出し口から冷たい風が直接頭や首元に当たり、一気にクールダウンできる。特にティーショットを終えてカートへ戻るたびに涼しい風を浴びられるため、体力だけでなく集中力も回復し、気持ちを切り替えて次のショットに臨めるのが印象的だった。

ただし、実感として晴天で気温が35℃近くまで上がる日は、アーリーバードやクールカートがあっても厳しさを感じる。そんな日は、カートを降りて歩くときもゴルフ用アンブレラを積極的に使用している。直射日光を遮るだけで体感温度は大きく変わり、頭や肩への熱を抑えられるため、疲労感の軽減にもつながると感じた。

■熱中症対策
もちろん、クールカートだけで熱中症対策が十分というわけではない。こまめな水分補給や塩分補給、帽子や冷感タオル、そして日傘などを組み合わせることで、安心してプレーできる環境になる。私自身、最近は真夏のゴルフは「アーリーバード+クールカート+日傘」が最も体への負担が少ない組み合わせだと感じている。暑さとうまく付き合いながら、無理をせず安全第一でゴルフを楽しんでいきたい。

■近鉄賢島カンツリークラブ
美しい景観だけでなく、戦略性の高いチャンピオンコースとして知られ、LPGAトーナメントも開催されていた名門コースである。実際にプレーして最も印象に残ったのは、深いアリソンバンカーと砲台グリーンだった。グリーン周りにはアリソンバンカーが巧みに配置され、砲台グリーンと組み合わさることで、少しショットを曲げるだけでも難しいアプローチが残る。無理にピンを狙うよりも、安全な場所へ運ぶコースマネジメントの大切さを改めて感じた。暑さ対策として利用したクールカートも非常に快適だったが、それ以上に、このコースならではの攻略の面白さが印象に残った。なお、クールカートはゴルフ場の全カートに搭載されており、追加料金なしで利用できるのもありがたい。

■まとめ
真夏のゴルフは「暑さとの戦い」になりがちだが、アーリーバードゴルフに加え、クールカートや日傘を上手に活用することで快適さは大きく変わる。特に年齢を重ねるほど、スコアだけでなく体調管理も大切になる。無理をせず、安全第一でプレーを続けることが、長くゴルフを楽しむ秘訣ではないだろうか。
真夏でも工夫次第で快適にプレーできることを実感した一日だった。これからも暑さ対策を万全にしながら、夏のゴルフを楽しんでいきたい。

