6年間乗って分かったキャンピングカーのメリット|時間を自由に使える旅

  キャンピングカーに乗り始めて6年が過ぎ、3回目の車検も無事に完了した。これまで北海道への長距離遠征や各地への釣り旅、夫婦でのゴルフなどさまざまな場面で活躍してくれてきた。購入した当初は「車中泊ができる」「宿泊費が節約できる」といった分かりやすいメリットを期待していたが、実際に長く使い続けてみると、それ以上に大きな魅力があることに気付いた。そして6年間乗ってきて実感した最大の魅力は、「時間を自由に使えること」だった。

■実際にあったトラブル

 ホテルを予約していると、チェックインやチェックアウトの時間を気にしながら行動することになる。しかしキャンピングカーなら、その日の天候や体調、その場の状況に合わせて予定を柔軟に変更できる。実際に昨年は北海道で入院という思いがけないトラブルが発生し、約1週間にわたって病院近くで過ごすことになった。また別の旅では、予約していたキャンプ場でサイトへの車両乗り入れができず、車中泊も禁止されていたことがあった。それでも慌てることなく、近くのキャンプ場や道の駅へ移動するだけで対応でき、大きな出費もなく旅を続けることができた。

台風のような暴風雨の日は、道の駅へ避難して天候の回復を待った

■自由な時間のメリット

 キャンピングカーがあると、「宿泊先に合わせて行動する」のではなく、「自分の予定に合わせて宿泊場所を決められる」。この違いは、実際に長く使ってみて初めて実感したメリットだった。またトラブルだけでなく、たとえば釣りであれば、「今日は魚の反応がいいから夕方まで粘ろう」「明日は別の河川へ移動しよう」といった判断がすぐにできる。ゴルフでも、早朝スタートのラウンドを終えた後も慌てる必要がなく、近くの温泉で汗を流しゆっくり休んでから次の目的地へ向かうこともできる。また、荷物を積みっぱなしにできることも大きなメリットだ。釣り道具やゴルフバッグ、アウトドア用品などを毎回積み降ろしする必要がなく、「行こう」と思ったときにすぐ出発できる。この気軽さは、購入前から想像していた以上だった。「思い立ったらすぐ出発できる」という自由さは、6年経った今でも大きな魅力だと感じている。

時間に余裕があったからこそ、一人乗りカートでのゴルフも楽しめた

■旅を支える安心感

 長距離移動でも疲れを感じたらすぐに休憩できる。サービスエリアや道の駅で仮眠を取れば、安全運転にもつながる。旅先では食事やお酒を楽しみながら景色を眺める時間も、キャンピングカーならではの贅沢なひとときだ。最近は新潟へのサーモンフィッシングや北海道への遠征を計画しているが、キャンピングカーがあることであまり宿泊場所を気にせず効率よく計画できる。複数の河川を巡るような旅なら、自分のペースで行動できる安心感は何ものにも代えがたい。

天気の良い日はタープも無しで夕食を楽しみ、そのまま車内でゆっくり休む

■まとめ

 6年間乗り続けて改めて思うのは、キャンピングカーは単なる「移動手段」でも「宿泊施設」でもないということだ。
趣味の時間をより充実させ、旅そのものを楽しませてくれる「移動する趣味の基地」である。また旅先では思いもよらないトラブルが起こることも少なくない。それでもキャンピングカーがあると「何とかなる」と思える安心感がある。この安心感こそ、6年間乗って実感した最大のメリットなのかもしれない。購入前は「車中泊ができる車」というイメージだった。しかし6年間乗ってみて分かったのは、時間に縛られず、自分のペースで旅を楽しめる一台だったということだ。これからも釣りやゴルフ、そして夫婦での旅を楽しみながら、この一台とたくさんの思い出を積み重ねていきたい。

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