【黄金期】自分の老後、年金生活は大丈夫か?

定年退職からの黄金期は仕事で楽しむ趣味を楽しむなど、ひとそれぞれで良いかと思いますが・・・必要なものはやっぱり「お金」である。仕事をしている人は基本的に働いた分の対価で生活する、一方趣味だけで生活する人は一部の稼げる趣味の人を除くと年金と貯蓄で生活することになる。黄金期も2年目を迎えて生活も標準化されてきたことから今後の黄金期における年金生活の検証をしておこうと思う。

■世間では「老後資金2000万円不足問題」が話題になっているが

・夫婦合計で生活費は月額27万円が必要!? 年間にすると324万円も掛かることになる。

・一方、公的年金は月額22万円で年額264万円が一般的である。
※夫婦で厚生年金40年加入、妻が専業主婦で国民年金の場合

そうなると、差額を埋めるために

①貯金の取り崩し
➁企業年金や共済年金、個人年金で年金の上積み
③仕事で稼ぐ
④生活費の改善で年金の上

ただし・・・

①貯金が少ない、あるいは無い
➁企業年金や共済年金、個人年金は期間が限定的でたいていは75歳までに終了する
③65歳を超えるとなかなか良い仕事に就けない、趣味の時間が無くなる
④賃貸料や家のローンなどがあれば限界がある、無くてもなかなか減らすのは難しい
※④に関しては健康年齢の72歳(男)を超えると段々消費欲も少なくなるのと思われる

自分は大丈夫か?

①退職金は家のローンの完済でほとんど残っていない
➁企業年金と個人年金は70歳まで確保、共済年金は75歳まで支給される
③今のところ働くこともなく趣味に生きていける
④まだまだ消費欲は旺盛であるが、収支をしっかり管理しているので支出改善は実践されている

■投資はするべきか?

投資に関しては老後資金を増やすために様々なセミナーや勧誘があった。しかし残念ながら貯蓄が少ないのでやっても大きく増やすことは困難である。元手が多ければそれなりに増やすことも出来るかもしれないが、「定年退職後は失敗すると取り返しがきかない」、取り返せる時間がないし稼げる仕事も少ない。

(参考)
FX(外国為替証拠金取引)などレバレッジ(テコ)を使って「手元の資金以上のお金」で投資可能なものもあるが、手元の資金を無くしてしまう危険がある。※初心者はたいてい資金を無くしてしまうと思う

リスクに備える

①持ち家はあるが災害(風水害・地震・火災)は大丈夫か?
➁持ち家も古くなってくると、リフォームが必要になる
③病気したらどうする
④保険はどう見直すか?

どうすればよいか?

①災害の少ない場所ではあるが万が一の備えで保険には必ず加入しておきたい※老後のローンは困難
➁貯金できるうちに貯蓄を増す
③病気はいつ起こるかわからないが心配しても仕方がないのでなるようにしかならない・・・
④生命保険は死亡保険よりも、病気に備える。また介護保険の解約はしないほうが良いかもしれない。

■まとめ

厚生年金が支給される63歳までなんとか過ごせば以降(75歳まで)までは病気や事故、災害などが無ければキャンピングカーで釣り旅を楽しめそうだ。しかし、75歳まで大過のない生活は難しいであろう夫婦2人が健康のまま老後を過ごすことのできる健康年齢は一般的に男性72歳、女性75歳である・・・私の場合あと10年しかないのである。なので社会保障制度の恩恵に感謝をしながら黄金期を過ごしていきたいと思っている。