人生の黄金期を向かえている、しかし黄金期は人生にとっての過渡期である。人生のほんとうの終末期にむけて準備をしなければならない時期でもある。一方で人生の黄金期の60代・70代は退職後、子供の自立やマイホームの完済など自由になれることが多い。しかし反面で親の介護や自らの病気のリスクも高くなる時期でもある。それでもなんとかやり繰りしながら、黄金期を充実させていきたい。
■人生の黄金期の難題
せっかく定年退職して自由な時間を得てもいろいろな問題が立ちはだかる、何かに取り組む前に壁ができてしまうと思うような動けなくなってしまう。そうなるとできる範囲で黄金期を過ごすことになってしまうので本来の活動も制限されてしまうことになる、それぞれ条件も千差万別なので何ともならないができる限りクリアして人生を楽しみたい。
・子供の自立
この世代になると大抵は自立していると思う、しかし孫ができたりすると孫の面倒を見る必要が出来てきたりする。孫は可愛いので仕方がない、家族としては必要なので無理のない程度に協力することになる。
・マイホームの借金
退職金でマイホームのローンを完済するとその後の生活に影響する、またローンの支払が継続することもあるかもしれない。さらに完済していても築30年を超えるとリホーム費用も掛かってくる。
・親の介護
親には元気で長生きしてほしいものである、しかし介護が必要になってくると目を離せなくなってしまう。体が元気でも認知症で徘徊する高齢者は多い、そうなると自分たちの親なのでどうしようもない。介護施設に入ってもらえば良いが、なかなかそうゆう訳にも行かなかもしれない。
・病気のリスク
この世代になると何らかの病気を発症することが多い、ちなみに生活習慣病でメタボと高血圧で日々薬を飲む生活になっている。いつもでも元気でいられれば良いがガンや心臓疾患、脳血栓などの大病をするかもしれない。今では医療も発達しているので復活できることが多いが、行動が制限されることも多いので気を付けたい。
・年金問題
年金だけで生活できればよいが貯えもなければ、定年退職してもなんらかの仕事で稼がなければならない。もちろん思ったような仕事にはなかなか付けない、それでも働き続けないと生活できない場合もあるので若いうちに考えておく必要がある。
■まとめ
人生の黄金期と言えどなにかと難題が発生する、ただ黄金期にできることも千差万別である。自由な時間をうまく使えば有意義に過ごすことができる、人生の最終期に向かって後悔の無い人生を考えられるのも黄金期であると思っている。