9月の北海道釣り旅が始動|太平洋フェリーを予約、今回はゆったり旅へ

  今年9月に予定している北海道への釣り旅に向けて、いよいよ太平洋フェリーの予約を完了した。北海道へ渡るフェリー航路はいくつかあるが、釣り旅では目的地や移動ルートによって選択肢が絞られる。さらにキャンピングカーでの長距離遠征では、料金だけでなく運転疲れや船内での過ごしやすさも重要になる。今回は、新日本海フェリーとも比較しながら、太平洋フェリーを選んだ理由を紹介したい。

■北海道へ渡るフェリーを比較

北海道へ向かう主な航路は下記のとおり運航している、今回は名古屋から直接北海道へ向かうため、実質的には新日本海フェリーか太平洋フェリーの二択となった。

☆太平洋フェリー(名古屋・仙台~苫小牧)
☆新日本海フェリー(舞鶴・敦賀・新潟~小樽・苫小牧)
・シルバーフェリー(八戸~苫小牧)
・津軽海峡フェリー(青森~函館)

 青森や八戸まで釣り上がりながら短時間で北海道へ渡る方法は、乗船時間が短く料金も比較的抑えられる。一方で直接北海道に渡る場合は体力的にも優しい長距離フェリーを利用することになる。

津軽海峡フェリーでは、客室からマグロやイルカを見ることができた。こんな出会いも船旅の楽しみの一つだ

■長距離フェリーの比較(新日本海フェリー・太平洋フェリー)

 長距離フェリーは乗船時間こそ長いものの、その時間を休息に充てられる。時間や料金だけでなく効率性や快適度でも判断が分かれるところである。

≪時間比較≫

 新日本海フェリーは明らかに所要時間が短く、船旅もあっという間に終わる。一方、太平洋フェリーは仙台港へ寄港するため約40時間かかるが、その分ゆっくり船旅を楽しめる。時間に余裕がない人には少し厳しいかもしれない。

◎新日本海フェリー 約21時間(23:30 ⇒ 翌20:30)
△太平洋フェリー 約40時間 (19:00 ⇒ 翌々日11:00)仙台寄港

太平洋フェリーは仙台港に約3時間寄港するため、上陸して買い物や食事を楽しむこともできる

≪料金≫

 私が比較した条件では、太平洋フェリーの方がやや安く利用できた、大きな差はないものの同程度のプランで比較すると、太平洋フェリーの方がやや安かった。また企画割引は期間限定であったりキャンセル料が高かったりする、長旅では日程変更によるキャンセルの可能性もあるため気を付けたい。その点太平洋フェリーのWeb割引は変更が簡単で使い易い、新日本海フェリーでは企画割引が適用できないと高くなってしまう。

〇新日本海フェリー 企画割引(55歳以上割引※期間限定)
◎太平洋フェリー Web割引+(企画割引※期間限定)

・実際の価格

新日本海フェリー(6/4利用55割引き)苫小牧~敦賀(1等ツイン・キャンピングカー6m以下):¥66,650
太平洋フェリー(9月利用秋割引き)苫小牧~名古屋(1等和洋室・キャンピングカー6m以下):¥65,300
※太平洋フェリーのWeb割引では¥67,700になり多少高くなるものの変更しやすい

太平洋フェリーはWeb予約の変更がしやすく、長距離遠征でも予定を組みやすい

≪効率性:個人的な考え方≫

〇新日本海フェリーは出発が深夜のため出発日は有効に使える、例えば仕事の後でも出発が可能である。また到着20:30のため、その日のうちにでも釣り場の近くまで移動しておくことができる。ただし帰着日の到着も20:30なので帰宅時間が深夜になってしまうため非常に疲れてしまう。

〇太平洋フェリーの苫小牧への到着時間は10:30なので到着日は移動が中心となる、キャンプ場などに着いても釣りは難しくなるだろう。しかし時間に余裕がある旅と考えれば問題はない、定年後の旅なので時間はたっぷりある。また帰着時もお昼過ぎには帰宅できるので後片付けもその日のうちに終わらせることもできる。

新日本海フェリーは深夜出港のため、出発日を有効に使えるのが魅力だ

≪快適度:個人的な考え方≫

〇新日本海フェリーは船にもよるが、船内は比較的新しく清潔感がある。またお風呂には露天風呂やサウナがある船もある、そして船旅自体が短いので飽きるまでに到着する。ただ携帯の電波は日本海に出てしまうと、敦賀港に近くなるまで使えない。(別料金で衛星通信サービスが受けれる)

〇太平洋フェリーの『きそ』は2005年就航で、船内には年季を感じる部分もある。しかし、1等和洋室は広く、ゆったり過ごせることから、私にとっては十分魅力的なフェリーである。新日本海フェリーでは特等室でないと、狭いツインか和室になってしまう。以前は新日本海フェリーの特等に入ることもあったが、今では料金的に安い太平洋フェリーの和洋室が良いと思っている。

新日本海フェリーのデラックスAツイン(特等)は、専用デッキも備えた快適な客室。ただし料金はやや高めだ
太平洋フェリーの1等和洋室は広さと料金のバランスが良く、コストパフォーマンスに優れている

■まとめ

 長距離フェリーでは、食事や入浴を済ませ、個室のベッドでゆっくり休むことができる。移動時間そのものを「休養時間」にできるため、長距離運転の疲労を大幅に減らせるのが大きな魅力だ。これまでは時間と効率を優先し、新日本海フェリーを利用することが多かった。しかし年齢を重ねるにつれ、「少しでも快適に移動したい」と考えるようになった。フェリー代は単なる移動費ではなく、旅を楽しむための時間への投資でもある。レストランで食事を楽しみ、展望デッキで海風を感じながら過ごす時間も、北海道遠征ならではの醍醐味だと思っている。

 フェリーの予約も無事に完了した。ここからは釣具の準備やルートの確認など、9月の北海道釣り旅がいよいよ本格的に始まる。どんな出会いが待っているのか、今から楽しみでならない。

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