伊勢志摩サーフで危険なエイが釣れてしまったときはどうするか

伊勢志摩のサーフでサーフキャスティングをしていると、時々「エイ」が釣れてくることがある。エイは大きくなると1mを超えるような個体もあり、海をよく見ていると大きなエイが浜辺をゆっくり泳いでいるところをよく見かける。しかしエイの尻尾には毒針が付いているので危険極まりない。手のひらくらいの小さなエイなら尻尾を長靴で踏んで針を外すことも出来るが、大物が尻尾を振りまわしてくると極めて危険だ。

■危険なエイ

サーフでキャスティングしているとエイが泳いでいるところをよく見ることが出来る、大きいものだと波打ち際をゆったり漂うように泳いでいる。サーフのウェーディングでは踏みつけないようにしないと、大きなエイだとウェーダーの上からでも刺されてしまうことになる。エイの尻尾の毒針はのこぎり状になっていて刺されるだけでなく皮膚が切れることもあります。

小型のエイ

私は刺されたことは無いですが刺されるとひどく痛むので病院に直行することになります。けっして手でつかんだりしないようにしましょう、また小さなものでもゴム長靴でなければ足で押えるのも危険なので止めておきたい。

■エイが掛かったら

ショアジギングのタックルではかなりの大物でも釣り上げられてしまう、サーフだとズリ上げることも出来るのでなおさらだ。堤防などでは糸を切ってしまうのがベストかもしれない、高価のルアーも切ることになるが仕方がない。

実際にエイが掛かると根掛かりしたように思う、しかし外そうと引っ張ると少しずつ動く。また動き出すとかなりの力で引っ張るので侮れない。座布団クラスが掛かると引っ張り込まれて切られるかもしれないが、切られてしまうほうが安全なので諦めよう。

■サーフでの外し方

とは言え、サーフに上がったエイは危険極まりないので苦労する。小さければルアーも簡単に外すことが出来るが、大きいと毒針を振り回してくるので厄介である。やはり糸を切ってルアーとともに海に返すのが一番安全だ。間違っても魚バサミで掴もうとしないようにしたい。とは言えルアーを外してリリースするほうがエイにも、自分の財布にも優しい。ただ危険だからといって尻尾を切ってリリースは可哀そうだ。

あまりに大きいエイは別として、尻尾さえ押さえてしまえばスパナがあればルアーを外すことは可能である。もちろんエイは口も危険なので慎重したい。釣っている場所は堤防ではなくサーフなので木材は大量に打ち上がっている、大き目の流木を拾ってきて尻尾と体を押さえてしまえば良いのだ。あとはスパナで外すのみ。

中型エイ(重い流木で押える、少しだけ我慢してもらう)
■まとめ

夏に向かって早朝からの釣りに切り替えたが、この時期のサーフは難しい。サーフの夜明けは気持ちが良い、それでもすぐに暑くなるのだ・・・そしてエイも多い。これからも時々釣れてくると思うが出来るだけ優しくリリースしたいと思っている。

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