キャンピングカー高吸水樹脂(ポリマー)で残り汁をゲル化廃棄する

キャンピングカーでも食事をするとどうしても汁が残る、特にカップ麺などは塩分も多いため汁を残すことになる。キャンプ場では炊事場があるので処理できるが、道の駅などでは処理できないので困ってしまう。そこで高吸収樹脂(ポリマー)を使って固めてしまうことにした。また、キャンピングカーでは他にいくつかの処理方法がある。

■キャンピングカー「コルドバクルーズ」における残り汁の廃棄方法

①ギャレー(キッチン)

ギャレー(シンク)

多少の汁ならそのままシンクに流してしまうことも出来る、せっかく設備されているのでそれで良いのかもしれない。ただ、シンクで流しているのは歯磨きや手洗い程度にしている。残り汁をそのまま流すとグレータンクに汚水が溜り匂いも心配になるので気を付けたい、キャンプ場でもグレータンクの処理は出来ないところもある。またデイキャンプなどでは、その都度グレータンクの処理と清掃するのも面倒だ。

タンク収納部(グレータンクは持ち手に黒のテーピングをしている)

➁カセットトイレ

ハイエースキャンピングカー「コルドバクルーズ」にはカセットトイレが設置されている、釣り旅ではトイレは必ず使うので残り汁はトイレに捨てても良いのだが、食べた後の残りをすぐにトイレに捨てるのには抵抗感がある。カセットトイレの消臭剤は強力なので実際の使用には問題ないであろう。ただカセットトイレもそのためだけに清掃するのは面倒だと考える。

コルドバクルーズのカセットトイレ

③高吸水樹脂(ポリマー)ニューソーブ

ネットで検索すると良さそうなものがあったので購入、さっそく使ってみた。使い方は簡単で残った汁に振りかけるだけ、1~2分でゲル状(カステラみたい)になるので捨てるだけである。そのままのパック(1kg)では使いずらいのでPET容器800mlに入れ替えて使うことにする。

詰め替えPET容器800ml

カップ麺を食べて残った汁の処理

残ったカップ麺の汁

スプーンはアイスクリームのスプーン、2杯程度を入れてみるが少し少なかったので少し追加した。

ニューソーブを入れた直後

高吸水樹脂(ポリマー)を入れるとすぐにゲル化が始まる、約1分程度でカステラのようになる。

かき混ぜてみた
潰して捨てるだけ

最近のカップ麺は紙で出来ているので、そのまま潰してゴミ箱に入れればよい。また鍋などの汁などでは何らかの容器にラップを包んで注ぎゲル化させると良い。

■残り汁処理のまとめ

キャンピングカーではマナーを守って車中泊を行いたい、最近はゴミ処理のルールも守られることが多くなってきていると思う。一部のマナー違反で全体が悪者になってしまうからだ、しかし細かなところでは色々な問題も多い。ちょっとしたことでもアイデアを生かせば簡単に解決できる。ちなみにこの「ニューソーブ」には抗菌性タイプ(赤パッケージ)もあるので、今後は少々高くなるが使ってみたい、緊急トイレにも使えるだろう。

キャンピングカー「コルドバクルーズ」(Wonderful World_since2017)

キャンピングカー「コルドバクルーズ」